夏の日、夕方、バナナの木のカフェで。（吉田留美 個展「Delightful moment」）

ああ、ここのお店は前を通り過ぎることがよくあった。
ひと目で覚えるお店の外観。
大きなバナナの木が目印です。
カフェHalo Galoで開催の吉田瑠美さん個展『Delightful moment』を見に行ってきました。




中に入ると壁面は本棚。
みんな思い思いの本を読んでいたり、おしゃべりをしていたり。
私も晩ご飯がまだだったのでローストチキンサンドと、ヒューガルデンホワイトというオレンジとコリアンダーの香りのビールをいただきます。

ひと息ついたところで店員さんに絵はどこに展示されているのかを聞くと、ギャラリーはお隣のパン屋さんの2階とのことでパン屋さんで明日の朝食用のパンを買ってから階段をあがります。
（カフェギャラリーやお店に併設のギャラリーでの展示の時って、何か食べたり買ったりしちゃいますよね）

吉田さんの絵はクレパスで描かれています。
クレパスと聞くとお子さまの使う画材というイメージがありますが、何重にも塗り重ねられた色があたたかく、愛おしく感じられました。
今回も、どこかで持ち帰ってきた個展案内ハガキに描かれていた絵の緑に惹かれてギャラリーに足を運びました。
案内ハガキって、大事なツールですね。

作家さんへのメッセージ用（あるいは落書き用？）にスケッチブックとクレパスが置かれていたので、私も描いてきちゃいました。




懐かしいこの感覚。

おなかいっぱいになって、気持ちもなんだかほわほわになった帰り道。
夜になり涼しくなった風の中、自転車を漕ぎました。

吉田留美 Webサイト