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涼やかな陶磁器に出会う(陶磁器に出会うVI 塩川コレクション「魅惑の北欧アール・ヌーヴォー ロイヤル コペンハーゲン ビング オー グレンダール」@細見美術館)

投稿:2012年8月 9日

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【ロイヤルコペンハーゲン】
「魚藻文花瓶」ベアタ・ナタニールセン
1984年 塩川コレクション

強烈な陽射しに、日本は熱帯になったかと思わせる、灼熱の夏。
細見美術館へと向かう。
今「細川コレクションーロイヤル  コペンハーゲン ・ ビング  オーグレンダール」が開催中だ。

クリスマスプレート(イヤープレート)やテーブルウェアで知られるロイヤル コペンハーゲンだが、ビング  オーグレンダールとは?

デンマークで設立された両陶は、19世紀から20世紀、ジャポニズムの影響を受けて、飛躍的に発展した。
ビング オーグレンダールは1987年にロイヤル コペンハーゲンに吸収合併された為、日本ではあまりなじみがない。

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【ビング オー グレンダール】
「紫陽花花文蓋物」ファニー・ガーデ
1915-48年 塩川コレクション


塩川博義コレクション及び個人所蔵品からなる今回。
アールヌーボー期の北欧と日本の作品が並ぶ。

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【日本】
「竹文カップ&ソーサー」松風喜定(京都)
19世紀後期 塩川コレクション


日本的意匠からヒントを得た北欧陶磁器は、パリ万博に出品され好評を得た。
その情報が日本にも影響を与え、同様に万博出品を果たした。
その関係性が、よく理解できる展示だ。

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【ロイヤルコペンハーゲン】
「タラに蟹文皿」エリック・ニールセン
1898-1922年 塩川コレクション


又、海や水辺のモティーフが多いのは、海洋王国ならでは。
甲殻類、魚はもちろん、海藻のデザインなど、ユニークでとても楽しい。

 

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陶磁器に出会うVI 塩川コレクション「魅惑の北欧アール・ヌーヴォー ロイヤル コペンハーゲン ビング オー グレンダール」



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