上村松園「待月」(大正15年)
京都市美術館コレクション展第2期「京の画塾細見」
8月25日から9月7日までは、「家族でお出かけ節電キャンペーン in KYOTO」で無料である。
(会期は11月25日まで)
近代京都の日本画の特色といえる画塾。
戦前までの主な画塾を代表する画家の作品を一堂に並べた展覧会だ。
竹内栖鳳、山元春拳、上村松園、菊地契月、小松均、堂本印象など、そうそうたる作家達。
嬉しいのは、多くの作品が、ガラスケースに収まることなく至近距離で見ることができること。
作家の細かい技法や筆遣いが、生き生きと伝わってくる。
今回の展示における男性作家が描く女性は、理想的な美がその表現に見える。
それは、舞妓・令嬢・大原女・がっしりとした働く女性・・・・。
しかし、女が女を描く時、その美によりリアルな内面を感じる。
上村松園の「待月」
美しい後ろ姿は、どこかよるべなさが漂う。
梶原緋佐子の「女芸人」
この時代の作品の題材として、特異ではないだろうか。
悲しみにみちた妖しさに、衝撃を覚えた。
まだまだ暑い京都。
美術館をお得に利用できるこのような機会を、利用したい。
これからも、ますますエコな取り組みが拡がることを願う。
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