寒さのなかでも、お日さまが出てきてくれたおかげで、
少し春を感じたような・・・そんな1日に、京都御幸町通りに位置する
『同時代ギャラリー』
へ行ってまいりました。
お目当てとなっているのは、
『KYOTO PHOTO AWARD2013』
プロ・アマ問わず総勢60名のカメラマンによる、素敵な写真が目白押しでございます。
ギャラリーに入ってすぐ、視界が広がるような白い壁一面に、
色とりどりの写真が並びます。
その中でも、私の中に大きく印象づけた作品をいくつか紹介しようと思います。
まず一つ目は、古川ゆりさんの「これから」
公園の道なのかな?全体敵にピントがぼやけています。でも、これを見ていると、自分の今と重なるんですね。この先、自分が進む道は少しぼやけているように思う。けれど、そこにはしっかりとした道があって、確実に前進はしている。まさに「これから」という印象。ちょっとあまりにも重なりすぎて、ウルッとなってしまった作品です。
二つ目は、nakajimahisaさんの「果」
砂浜と海、そして空。この3つの融合と調和がとても綺麗です。薄くベールが掛けられた中にも、海の澄んだ青がハッキリと見え、心地よさを誘います。砂浜、海、空・・・これは一体どこまで続くんだろう。でも、きっとどこか素敵なところに辿りつけるはず。と、心をプラスに持って行ってくれた写真でした。
三つ目は、ShintaroMiyazakiさんの「かーちゃんごはんできとるか」
夕日をバックに自転車を力強くこいでます。自分が実家暮らしの頃、学校までは自転車通学で、帰り道は近所のお家から晩ご飯の匂いがして、「お、今日のここのお家の晩ご飯はハンバーグだな^^」と思いながら帰宅していたことを思い出しました。我が家に近づくと、いつも煮物の匂いしかしなかったのも今では良い思い出です。笑
そんな記憶も掘り起こしてくれたこの写真には、親近感わきました。
他にも、紹介しきれないほどのたくさんの写真が展示されています。
カメラマンさんたちの力強い作品から、ほのぼのとした作品まで、それぞれの世界観というのを感じていただけるのではないでしょうか。
このKYOTO PHOTO AWARD2013は同時代ギャラリーにて、2月24日まで開催しています。(一般部門)
※ AWARD部門は3月3日まで展示
生まれは京都府北部の京丹後市。 現在は滋賀県に在住。 京都は探れば探るほど素敵な文化に出逢えます。 そんな京都が大好きです。 たくさんの京都の素敵文化に出会って、 みなさまとシェアできることを嬉しく思います。