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名古屋から祇園祭へ

投稿:2016年8月 1日

 初めての祇園祭。

京都出身の友達もあんな暑いところ行きたくないと言うそんな祇園祭のイメージでしたがそれが今回の旅行で多いに変わりました。

JRの50+で行けばホテルモントレ京都に泊まって3人で1人10300円。これは日帰り新幹線往復よりもお値打ちです。
駅に着くなり荷物はホテルまでのキャリーサービスで頼みます。

暑さ対策には日中の京都観光は全てタクシーでまかないます。

観光地との間は近いので初乗り程度で済みますので、割り勘すれば電車やバスよりも便利です。

ホテルモントレ京都にはスパもあり疲れがほぐされます。
それにホテルの裏通りには鉾がいくつも立っており5分ほどで行けます。

宵宵宵祭の7月14日。

まだ歩行者天国にもなってない路地でも車は通行できないほどの人混みです。

まずは祇園祭、ミニナイトツアーに参加して知識を広めます。

sora2_sugimotoke1.jpeg

動の美術館とも言われる鉾はまだ動くことなくゆっくり眺められます。

静かなの美術館といわれる屏風祭では、坂本家に伺いました。

町屋とは間口が狭いと思っていましたが、狭い間口のその奥には横幅も奥行きも広い杉本家。見応えがあります。
呉服屋として昭和の始めまで創業していた杉本家、中ほどには洋間も設けられています文明開化には西洋人と共にこの家の人もこの席に着いたのでしょうか。

屏風は中庭のよく見えるお座敷に飾ってありました。鴨が今にも飛び立ちそうです。

菊図屏風の白い菊は盛り上がって立体的に見え、その開花ぶりは見事です。

sora2_sugimotoke2.jpeg

その杉本家は多くの人で支えられています。

会員を募集し皆で守ろうとしている姿にとても感動をしました。今回の屏風祭りのスタッフも会員の方達でしょうか。

この杉本家だけではなく京都はまるで全体が歴史ミュージアムのようなもの。
それを保存するのは並大抵の苦労ではありません。
下鴨神社の一部の土地を売ってマンションが建つらしいですが、それも致し方がないことだと思うのです。


形あるものはいつかは滅びると言われますが、いつまでも京都よ永遠であれと思うのでした。



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