Venuesアート施設
京都伝統産業ミュージアム
京都市の伝統産業74品目をすべて紹介する施設として平成8(1996)年に開館した京都伝統産業ふれあい館が2020年3月に全面改装を行い、「京都伝統産業ミュージアム」として生まれ変わりました。
京都伝統産業ミュージアムでは、京都市の伝統産業74品目だけでなく、伝統工芸と現代アートの融合など、より幅広い観点で現代になじむ伝統産業を紹介しています。
また、継承した伝統技術を用いて、今の生活に調和するモノづくりを追求するつくり手たちの活動を積極的に発信し、つくり手と使い手がともに伝統産業の今を見つめ、これからを思い描く、自由な交流の場の創出を目指しています。
常設展
■74CRAFTWALL
染織品から諸工芸品まで、京都市の伝統産業74品目をすべて並べて展示した国内最大規模のスペースです。タッチパネルで各品目の詳細な解説や、製造工程の動画を通し、完成品の鑑賞だけでなく、その背景にも触れることができます。
■74CRAFTS EXHIBITION
ものづくりの工程や技術・技法を肌で感じ、学び、楽しむための展示エリアです。製造工程をはじめ、素材や道具、作品や活動の紹介を通して、手仕事の綿密さなど、より深く学ぶことができます。
■企画展示室
「学び」や「発見」という形で京都の工芸の世界を体感できる企画展を開催しています。(年数回)
※企画展は一部有料の場合有り(展示により異なる)
この施設のおすすめ
■ミュージアムショップ
京都の伝統工芸品の技術やテイストを生かした、暮らしに寄りそう多彩な商品をお求めやすい価格で豊富に販売しています。(年末年始、8月中旬、3月・9月の最終月曜日休館)
《お取り扱い品目》京扇子、団扇、薫香製品、つげ櫛、和ろうそく、花かるた、みすや針、象嵌製品、風呂敷、袱紗、和紙製品ほか。
※オンラインショップもございます→京もの専門店「みやび」
■職人実演
伝統工芸品の中から代表的な品目の職人による実演を不定期で行っています。(実演時間10:00~16:30)
ひとつの作品が完成するまでの制作過程、匠による精巧で多彩な技を間近でご覧いただけます。
※実演に参加する職人の品目や実演内容は日によって異なります。スケジュールについてはミュージアムの公式Webサイトをご確認ください。
■ 京都工房コンシェルジュ(工房訪問事業)
京都伝統産業ミュージアムでは、職人の工房で実際に見学や制作体験をしたい方向けの懸け橋となる「京都工房コンシェルジュ」の運営を行っています。京都ならではの貴重な体験を旅のハイライトとしてご検討ください。
アート施設概要
住所 | 〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1京都市勧業館(みやこめっせ)地下1階 |
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お問い合わせ |
TEL:075-762-2670075-762-2670
FAX:075-761-7121 |
開館時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 夏期の施設点検日、年末年始(12/29~1/3) |
料金 | 入場無料 |
mocad@miyakomesse.jp | |
アクセス | 【市バス】 5、100系統にて 「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ 32、46系統にて「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車すぐ 31、201、203、206系統にて 「東山二条・岡崎公園口」下車徒歩10分 【地下鉄】 東西線「東山」駅1番出口より北へ徒歩約10分 ※お車の方は、みやこめっせ駐車場をご利用ください。 TEL:075-762-2630 (1時間まで520円、以後30分毎200円) |
ホームページ | https://kmtc.jp/ |
その他注意事項など
※団体見学を希望の場合は、事前にミュージアムまでお問合せください。