Venuesアート施設
京都芸術センター
京都市とアーティスト・芸術関係者の連携と京都市における芸術の総合的な振興を目指し、2000年4月に開設された総合芸術施設。
多様な芸術活動の支援や情報の発信、芸術を通じ市民とアーティストの交流を図ることを目的としています。
展覧会のほか、伝統芸能や音楽・演劇などのパフォーマンス公演や、様々なワークショップといった多彩なイベントを開催。その他、芸術家・芸術関係者の発掘・育成や伝統芸能の継承を目指した先駆的事業を行っています。
また、若手アーティストの活動支援として、市民との交流を条件にした制作・練習の場の提供や、国内外のアーティストの支援を行う「アーティスト・イン・レジデンスプログラム」を実施しています。
京都の芸術・文化情報を提供するため、インフォメーション・情報コーナー・図書室・談話室も設けられています。
建物は昭和6年築の元明倫小学校を改修したもの。大広間や教室、廊下など、学校の雰囲気が随所に生かされています。
(右下の写真は展覧会「now here,nowhere」の展示風景/撮影:Tomas Svab)
この施設のおすすめ
■ 設備
ギャラリーの他、展示・公演に使える講堂や大広間、茶室として使用できる和室「明倫」、その他ミーティングルームやワークショップルーム、カフェ(前田珈琲明倫店)など多彩な施設を備えます。また、造形作品の制作や劇の稽古などに使用できる「制作室」、京都の芸術・文化情報の提供・交流のための施設として情報コーナー・図書室などが設けられています。図書室には京都の芸術・文化に関連する資料が5,500点。時期によっては資料の展示企画も行われています。
■建物
建物は、昭和6年に改築された番組小学校(京都の町衆によって建てられた日本最初の学区制小学校64校)のひとつ「元明倫小学校」をリノベーションしたもの。建築当時は最先端だった鉄骨建築で、外観はクリーム色の外壁やオレンジ色のスペイン風瓦などが特徴で、建物の正面デザインは周辺が祇園祭の山鉾町であることから、山鉾を模したとされます。内装も校内に和室を備え、格天井の見事な大広間や趣ある講堂など多数の見どころがあります。
改修にあたっては自由な芸術活動を行えるよう配慮しつつ、既存の施設ができる限り生かされており、往時の雰囲気を今に伝えています。平成20年には登録有形文化財として登録されました。
アート施設概要
住所 | 〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 |
---|---|
お問い合わせ |
TEL:075-213-1000075-213-1000
FAX:075-213-1004 |
開館時間 | 【ギャラリー・図書室・情報コーナー】10:00~20:00 |
休館日 | 年末年始(12/28~1/4) ※設備点検等のため臨時休館することがあります。 ※また、図書室についても休室日があります。 |
料金 | 無料 ※開催イベントにより有料となる場合があります |
info@kac.or.jp | |
アクセス | 【地下鉄】烏丸線「四条」駅下車、22・24番出口より徒歩5分。 【阪急】阪急京都線「烏丸駅」22・24番出口より徒歩5分。 【市バス】「四条烏丸」下車、徒歩5分。 ※駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。 |
ホームページ | http://www.kac.or.jp |
その他注意事項など
※カフェ・情報コーナー・図書室・ショップ(チケット窓口)は展示や公演に関わらずどなたでも自由に利用が可能です。 ※一般向けの貸館・貸室は行っておりません(利用者は公募・審査により選考) ※制作室の利用や、講堂・フリースペースなどでの公演・発表を希望の方は京都芸術センターのホームページをご確認ください。 ※車いすでの見学:可能(車いす対応エレベーター・トイレ有)