Venuesアート施設
河井寛次郎記念館
大正から昭和にかけて京都を拠点に活躍した陶芸作家・河井寛次郎の作品を展示する記念館。
寛次郎自身が設計し、亡くなるまで過ごしていた住居をそのまま公開しており、暖炉や板の間、書斎や居間も彼が暮らした当時の姿のままです。
館内の部屋には、彼が制作・デザインした家具や調度品の数々や作品の一部が無造作に、ごく自然に配されています。また、中庭奥には実際に使われていた窯や陶房もそのまま残されています。
常設展
通常、企画展は開催されていませんが、 館内の展示スペース内の作品、及び室内の展示品やしつらいは随時、季節毎に入れ替えが行われています。
所蔵品
収蔵品は、陶器作品のほか、木彫作品、釣棚や電灯の笠、椅子やテーブル、タンスなどの家具・調度品まで様々。その多くは彼の制作もしくはデザインによるもので、多くが館内の一部としてさりげなく置かれています。また、民藝運動の活動で親交のあった柳宗悦や黒田辰秋などのゆかりの品も所蔵しています。 庭には、寛次郎が特に気に入っていたという、家を建てた際に贈られた丸い石が置かれています。
この施設のおすすめ
【書籍のご案内】
河井寛次郎の一人娘・河井須也子さんによる本が発売されています。
『不忘(わすれじ)の記 ~父・河井寛次郎と縁の人々~』
河井 須也子 著/青幻舎 刊
価格:1890円(本体1800円)
作家として、そして一人の父親としての寛次郎の姿、柳宗悦や濱田庄司、バーナード・リーチ、棟方志功といった友人たちとの交流の軌跡、そして家族の多彩なエピソードを綴った貴重な一冊です。
アート施設概要
住所 | 〒605-0875 京都市東山区五条坂鐘鋳町569 |
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お問い合わせ |
TEL:075-561-3585075-561-3585
FAX:075-561-3585 |
開館時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌日代替休) 夏期休館(8月中旬)、冬期休館(年末年始) |
料金 | 大人:900円、大学生・高校生:500円、中学生・小学生:300円、6歳以下無料 |
アクセス | 【京都市バス 】 206、202、207号系統にて「馬町」下車、徒歩2分 |
ホームページ | http://www.kanjiro.jp/ |
その他注意事項など
※ 車椅子による見学は不可
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