Venuesアート施設
白沙村荘 橋本関雪記念館
大正・昭和にかけて活躍した日本画家・橋本関雪が大正5年(1916)年から30年にわたって造営した邸宅「白沙村荘」を利用した記念館。 建物や3500坪ある池泉回遊式の庭園も関雪自身の設計によるもの(国指定名勝)で、大文字山を借景とした庭園内には、建造物と共に平安・鎌倉から桃山時代の石仏や石灯籠などの石造美術があちこちに配されていて、実際に関雪が暮らし、制作を行っていた環境を味わうことが出来ます。
2014年開館した併設美術館「白沙村荘 橋本関雪記念館 MUSEUM」では、橋本関雪の作品・資料・蒐集品を展示公開。展望テラスを備えた2階では、国内外の現代作家による作品の企画展を随時開催しています。
そのほか、洋館を利用したレストランや、気軽に京料理を楽しめる御食事どころも併設。
伝統と革新、美術と景観の融合する空間をお楽しみください。
→ 【連載コラム】白沙村荘の庭から
→ 【京都ゆかりの作家】橋本関雪
常設展
美術館(MUSEUM)1階にて、橋本関雪作品、関連資料、及び関雪が蒐集した美術品コレクションから、テーマに合わせて選んだ作品を企画展として随時展示公開しています。展示品のジャンルは絵画から書籍、茶道具、工芸品まで、日本美術・中国美術・ギリシャの工芸品と多岐にわたります。
※展示品の内容は時期によって異なります。詳細は美術館ページ等をご確認ください。
所蔵品
所蔵する橋本関雪作品には、中国古典を題材にしたスケールの大きな題材のほか、「動物の画家」として知られた関雪らしく『紅桃白鵞』(1926)や飼い犬を描いたと思われる『狗子』(1941)など動物を題材としたものも見られます。 そのほか、スケッチや下絵類、関雪自らが蒐集したギリシャ陶器や中国文人の書画などの美術品コレクションを所蔵。庭園内にも関雪が収集していた石造美術品が庭の一部として配されています。 建物や庭も橋本関雪本人の設計によるもので、敷地全体をひとつの作品として鑑賞できます。
アート施設概要
住所 | 〒606-8406 京都市左京区浄土寺石橋町37 |
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お問い合わせ |
TEL:075-751-0446075-751-0446
FAX:075-751-0448 |
開館時間 | 10:00~17:00 |
休館日 | 年中無休 |
料金 | 一般:1,300円 ※美術館、庭園のみの入館は現在受け付けておりません。 |
hakusasonso@gmail.com | |
アクセス | 【JR・近鉄】「京都」駅より市バス100系統にて「銀閣寺前」下車/5、17系統にて「銀閣寺道」下車 【京阪】「出町柳」駅より、市バス17系統にて「銀閣寺道」下車 【市バス】32系統にて「銀閣寺道」下車 ※お車でお越しの場合は、隣接の「NOANOAパーキング」を駐車場としてご利用ください。 ※大型バスの駐車の場合は3日前までにご連絡ください。 |
ホームページ | http://www.hakusasonso.jp/ |
その他注意事項など
※瑞米山(主家)、倚翠亭・憩寂庵(茶室)、地蔵尊立像(重要文化財)などは通常非公開となっております。特別公開をご希望の場合は、別途お問い合わせください。