Venuesアート施設

大谷大学博物館

寛文5年(1665)に東本願寺学寮として創立した、大谷大学のキャンパス内にある博物館。
大学博物館としての開館は2003年。仏教・真宗学をはじめ、哲学・思想・文学などの多分野にわたり、典籍を中心とした約12,000点の貴重な資料を所蔵しています。
展覧会は収蔵品を中心とした企画展を年に4回開催。季節ごとに企画展を行い、秋には収蔵品に加えて各地に伝わる文化財を紹介する特別展を開催。公開講演会などのイベントも併催しています。

所蔵品

収蔵品は、真宗・仏教学・哲学・歴史学・文学など多分野にわたります。特に、真宗・仏教文化財、中央アジアから東アジアにかけての資料が充実しています。チベット語やパーリ語などによる経典・典籍も多く、中国・清代に北京で制作されたチベット語の勅版大蔵経である「北京版西蔵大蔵経」は、ほぼ完全に揃ったものとしては、現在パリ国立図書館などに所蔵されている数部のみしか残っていない貴重な資料となっています。 東洋学や日本史研究に資する漢籍、和書、古文書類の所蔵も豊富。現在は現物が残されていない中国・唐代の石碑を、宋の時代に採拓(紙に写し取ること)した宋拓「化度寺故僧邕禅師舎利塔銘」や、弘法大師・空海の詩文を集めた『高野雑筆集』、平安貴族の生活を今に伝える藤原資房の日記『春記』、親鸞の師・法然が関白九条兼実の求めに応じて著した『選択本願念仏集』など、国指定重要文化財10点が含まれています。

アート施設概要

住所 〒603-8143 京都市北区小山上総町 響流館(こうるかん)1F(大谷大学キャンパス内)
お問い合わせ TEL:075-411-8483075-411-8483
FAX:075-411-8146
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 日・月曜日、大谷大学の定める休日 (詳細は、公式ホームページ内のカレンダーをご覧下さい)
料金 【企画展】 無料 【特別展】 一般、大学生:500円(400円)
E-Mail museum@res.otani.ac.jp
アクセス 【JR・近鉄】
「京都」駅より市営地下鉄烏丸線に乗り換え

【地下鉄】
市営地下鉄烏丸線「北大路」駅下車、6番出口からすぐ

【バス】
京都市バスにて
「北大路バスターミナル」(204,205,206系統)
「下総町」
「烏丸北大路」のいずれかで下車
ホームページ http://www.otani.ac.jp/kyo_kikan/museum/

その他注意事項など

※上記()内は20名以上の団体料金です

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