Venuesアート施設
樂美術館
400余年続く、樂焼の窯元・樂家に隣接する美術館。1978年に14代・覚入によって設立され、樂家歴代が次代の作陶の参考になるよう残し伝えた作品、古文書、茶道工芸品など約1000点を収蔵・随時展示しています。
樂焼は樂家の初代・長次郎が千利休と出会い、利休の侘茶の理想に適う茶碗を焼いたのが始まり。以来樂家では今も変わらぬ手法で、茶道のための焼きものを制作しています。
美術館では年に三回ほど樂焼と茶道美術の企画展を開催。人気の「樂歴代展」では初代から当代までの茶碗が一堂に並び、樂焼の創造の軌跡を感じられます。
所蔵品
収蔵品は初代 長次郎から16代 吉左衞門の作まで、樂家歴代の作品を中心に1200点余。ろくろを使わない手捏ね(てづくね)で、一碗ずつ制作されるその手法は同じですが、歴代それぞれには作風や個性の違いがあり、それを見比べながらじっくりと鑑賞することができます。 茶碗だけでなく、樂焼の花入や香炉なども展示。 樂家による作品のほか、次代の参考用にと収集された、本阿弥光悦など他作家による作品も所蔵しています。
この施設のおすすめ
作品をただ観るだけでなく、館内の茶室で実際に手で触れて鑑賞することが出来る鑑賞会、実際に作品を使用して茶を楽しめる茶会が定期的に開催されています。ガラス越しには味わえない、樂茶碗の奥深い世界を近に感じることが出来るイベントです。
※開催スケジュールについては、樂美術館のWebサイトをご確認ください。
■「特別鑑賞茶会」
観るだけでなく、実際に作品を使用して茶を味わうことができます。15代直入氏が席主を務め、解説もして下さいます。開催日、予約方法など詳細はお問合せください。
■「手にふれる樂茶碗鑑賞会」
学芸員の解説を聞きながら、実際に作品に触れて鑑賞することができます。
※2024年4月現在、休会中です。詳細はお問合せください。
アート施設概要
住所 | 〒602-0923 京都市上京区油小路通一条下る |
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お問い合わせ |
TEL:075-414-0304075-414-0304
FAX:075-414-0307 |
開館時間 | 10:00~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始、展示替期間 |
料金 | 展覧会により異なる |
アクセス | 【市バス】 「堀川中立売・一条戻橋」下車、徒歩約3分/「堀川今出川」下車、徒歩約8分 【地下鉄】 烏丸線「今出川」駅下車、6番出口より徒歩約13分 |
ホームページ | http://www.raku-yaki.or.jp/ |
その他注意事項など
※ 団体は30名以上(一般料金のみ)
※ 福祉割引:手帳をご提示の方は入館料500円
※ 車椅子での見学:可(エレベーターが無いため介助者が必要です)