Venuesアート施設
泉屋博古館
住友家が収集した東洋美術工芸品のコレクションを収蔵・展示している美術館。
特に、中心となっている住友家15代・春翠が集めた中国古代の青銅器や鏡鑑のコレクションは中国以外では質・量ともに最高のものとして世界的に評価が高く、「住友コレクション」の名で海外でも広く知られています。
館名の泉屋(せんおく)は江戸時代の住友家の屋号「泉屋(いずみや)」、博古(はくこ)は宋の時代に編纂された青銅器の図録「博古図録」に由来するものです。
青銅器館では、青銅器・鏡鑑を展示。2号館では日本・中国の書画や茶道具、文房具などそのほかの美術工芸品を折々のテーマに併せた企画展として、展示・公開しています。
開館は春(3月中旬~6月)、秋(9月~12月中旬)の年間7ヶ月の季節開館。
<撮影:河合止揚>
■ Facebookページ:https://www.facebook.com/SenOkuHakukoKan
常設展
青銅器館では、「住友コレクション」の名で世界的に有名な、中国古代の青銅器や鏡鑑のコレクションの品々が展示されています。 展示室は商(殷)から唐の時代まで時代毎に4つに分かれており、千年以上にわたる壮大な青銅器の歴史とその変化を辿っていくことができます。 また、開館期間中は毎日ボランティアさんの解説も実施されており、わかりやすく説明を聞きながら鑑賞することができます。
※学芸員による列品解説も随時開催。開催日は公式ホームページ、または施設までお問合せください。
所蔵品
所蔵品の中心は、世界にも名高い中国古代の青銅器や鏡鑑のコレクション。 これらの多くは主に祭祀用に用いられたもので、用途も酒器や食器、楽器など様々。動物の姿を模したり文様として刻まれたものが多く見られます。また、漢字の原型と見られる文字を刻んだものなど、歴史的にも貴重な品々が揃っています。 その他には中国・日本の書画、洋画、近代陶磁器、茶道具、文房具、能面・能装束などがあり、コレクションの幅は極めて多岐に渡っています。
アート施設概要
住所 | 〒606-8431 京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24 |
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お問い合わせ | TEL:075-771-6411075-771-6411 |
開館時間 | 10:30~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌日代替休) 展示替期間(7月~8月、1月~2月) ※展覧会の会期中にも臨時休館日がございます。 公式ホームページにてご確認ください。 |
料金 | 一般:730円 高校・大学生:520円 小・中学生:310円 ※団体料金はそれぞれの20%引き ※身障者手帳をご提示の方は無料となります。 |
info@sen-oku.or.jp | |
アクセス | 【JR・近鉄】 「京都」駅より 市バス100系統にて「宮ノ前町」下車、すぐ 【阪急電車】 *「河原町」駅より 市バス5、203系統にて「東天王町」下車、東に200m 市バス32系統にて「宮ノ前町」下車、すぐ 【京阪電車】 *京阪 「三条」 駅より 市バス5系統にて「東天王町」下車、東へ200m 【市営地下鉄】 *烏丸線「丸太町」 駅より 市バス93、204系統にて「東天王町」下車、東へ200m ※専用駐車場:有り(自家用車10台分) |
ホームページ | http://www.sen-oku.or.jp/kyoto/ |
その他注意事項など
※団体は20名以上 ※車椅子での見学:可能 ※青銅器館では開館期間中毎日、ミュージアムガイドによる展示品の案内がございます。