杉本家住宅とは
綾小路新町にある、京都では最大級の大きさを誇る京町家。
もともとは1743年創業の呉服店で、京都の中心部にありながら、江戸以来の大店の構えをよく伝えている貴重な存在です。
元治の大火(1864/蛤御門の変に際する大火)の際に一度焼失してしまいましたが、その後明治3年(1868)に現在の建物が再建。その建築・文化的価値が高く評価され、焼け残った土蔵3棟とあわせて、平成2(1990)年の2月に京都市の有形文化財に、そして今年平成22年(2010)には町家として初めて国の重要文化財に指定されました。