2024年度の祇園祭山鉾巡行・及び関連行事(宵山等)は本来の形にて開催予定です。
※状況によりやむを得ず予定が変更となる場合がございます。詳細・最新情報については公益財団法人祇園祭山鉾連合会及び各山鉾町のホームページ等をご確認ください。
〜 京都の街中がミュージアム! 〜
謡曲「芦刈」に取材した山。「芦刈」は摂津国(現在の大阪府北西部・兵庫県東部地域)に暮らしていたある夫婦が家の没落のため別離し、妻は都で奉公して生活が安定した頃に夫を探しに戻ったところ、再会した夫は落ちぶれて芦刈となっていた。夫は自分の身の上を恥じていたが、妻の説得で夫婦は再び絆を結ぶ、というあらすじ。
御神体の人形は「芦刈」の物語に登場する夫・老翁の姿が表されており、鎌と芦を手に芦原に立つ。現在保存されている人形の頭(御頭)には、鎌倉時代に活躍した仏師・運慶の子とされる康運の名と天文6年(1537)の銘が残る。また、古衣装も山鉾最古のもので重要文化財に指定されている。
現在は前懸と見送に戦後活躍した日本画家・山口華陽の《凝視》(ライオン図)と《鶴図》、胴懸は江戸時代の尾形光琳の画《燕子花図》を原画とした織物を使用。他にも貴重な染織品を多く所蔵している。
ご利益:夫婦和合・縁結び
グッズ:粽、手ぬぐい、Tシャツなど
山建て:13日8:00~
会所公開・売店:14・15・16日10:00~21:00
御朱印:14・15・16日10:00~21:00
■ ホームページ:http://www.ashikariyama.jp/