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2024年度の祇園祭山鉾巡行・及び関連行事(宵山等)は本来の形にて開催予定です。
※状況によりやむを得ず予定が変更となる場合がございます。詳細・最新情報については公益財団法人祇園祭山鉾連合会及び各山鉾町のホームページ等をご確認ください。

祇園祭 2024

〜 京都の街中がミュージアム! 〜

はちまんやま八幡山

石清水八幡宮から町内に勧請した八幡神を祀った山で「はちまんさん」とも呼ばれる。例年8月10日には石清水八幡宮から神官を迎え、会所内の八幡宮で放生会の神事も行われる。八坂神社の祭礼である祇園祭に別の神社が登場するのは不思議に思われるが、八幡神信仰は特に武士の世となった鎌倉時代以降は篤かったため、祇園祭にも取り入れられたのではと言われる。

山の上に据えられる社殿は江戸時代後期天明年間の作と伝えられる総金箔押し。鳥居の笠木の上には、八幡神の使い・鳩が2羽向かい合って飾られるが、これは左甚五郎の作と伝えられている(現在は復元品を使用)鳩は番を違えないことから夫婦和合の象徴とされ、授与品も関連した品が多い。

町内には数多くの屏風類が伝わっており、そのうち海北友雪(1598-1677)筆の「祇園会還幸図屏風」は江戸初期の祇園祭の様子を知る資料として京都指定文化財の指定を受ける。宵山の際には一般公開されている(現在はデジタル高精細複製品を展示)

ご利益:夫婦和合・子供の健康・夜泣き封じ
授与品:粽(お守り付)、鳩笛・鳩鈴(白・紅の2種、各サイズ有り)、手ぬぐいなど

山建て:20日早朝(同日16:00頃~路上設置)
会所公開・売店:21日13:00~23:00/22・23日9:00~23:00
御朱印:21・22・23日15:00~21:00

■ ホームページ:https://www.hachimansan.com/