2024年度の祇園祭山鉾巡行・及び関連行事(宵山等)は本来の形にて開催予定です。
※状況によりやむを得ず予定が変更となる場合がございます。詳細・最新情報については公益財団法人祇園祭山鉾連合会及び各山鉾町のホームページ等をご確認ください。
〜 京都の街中がミュージアム! 〜
謡曲「志賀」のなかで、六歌仙の1人、大伴黒主が桜を眺めるさまをテーマにしている。杖をつき、白髪の髷(まげ)の翁の人形は18世紀江戸時代後期の作で、風格たっぷり。人形の古い衣装には江戸時代初期の銘が見られる貴重な品も多い。
山を飾る桜の造花には、戸口に挿しておくと家に悪事を入れない利益があるとされ、粽と共に御守りにされる。
また、昔の山は松の山篭と一緒にもうひとつ「添山」という小さな山を飾ることがあったが、黒主山にはその姿が残る。山自体は1500年頃には存在した記録が残っている。
前掛は中国明代の皇帝・萬歴帝が即位時に身に着けたといわれる古錦を復元した五爪龍文様錦。五爪の龍は中国皇帝にだけ許されたともいう高貴な絵柄である。見送は牡丹双鳳凰文綴錦(2004年新調)とこれとは別に復元新調した宝散らし額唐子嬉遊図を用いる。
ご利益:厄除け・盗難除け
授与品:粽(桜の花が飾られている)、Tシャツ、手ぬぐい、竹うちわ、菓子「食べられる粽」(亀屋吉長製)、菓子「黒おたべ」(黒い生八つ橋。限定パッケージ)など
山建て:18日8:00~
会所公開・売店:21・22・23日10:00~20:00
御朱印:21・22・23日10:00~20:00
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