2024年度の祇園祭山鉾巡行・及び関連行事(宵山等)は本来の形にて開催予定です。
※状況によりやむを得ず予定が変更となる場合がございます。詳細・最新情報については公益財団法人祇園祭山鉾連合会及び各山鉾町のホームページ等をご確認ください。
〜 京都の街中がミュージアム! 〜
中国の「二十四孝」の1人・孟宗が病気の母に好物のたけのこを食べさせようと真冬の竹林を歩きまわり、やっとのことで掘り当てて、母親を喜ばせたという故事に因む。この由来から「筍山(たけのこやま)」とも呼ばれる。由来となった故事が冬の話であるため、山に建てられる真木の松や、御神体の人形が被る傘、手に持つたけのこは雪を被った姿であらわされる。授与される粽にも雪に見立てた綿があしらわれているところがポイント。逸話に因み、粽のご利益も「親孝行」である。
見送りは京都画壇の大家・竹内栖鳳の筆「白地墨画叢竹図」を下絵とした綴織。白地に力強い筆致で描かれた墨一色の竹林は、極彩色など華やかな飾りが多い山鉾の中ではかえって異彩を放っている。胴掛は近代日本画壇の巨匠・平山郁夫が下絵を手掛けた「砂漠らくだ行」。左右で昼を表す「日」と夜を表す「月」の対となっている。
山一番(巡行時、長刀鉾の次の順になる山鉾)には戦後10回以上選ばれており、最多。
ご利益:親孝行
授与品:粽、手ぬぐい、扇子など
山建て:14日8:00~
会所公開・売店:14日16:00~21:00/15・16日10:00~22:00
御朱印:14・15・16日10:00~22:00
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