2024年度の祇園祭山鉾巡行・及び関連行事(宵山等)は本来の形にて開催予定です。
※状況によりやむを得ず予定が変更となる場合がございます。詳細・最新情報については公益財団法人祇園祭山鉾連合会及び各山鉾町のホームページ等をご確認ください。
〜 京都の街中がミュージアム! 〜
伊勢国の鈴鹿峠で人々を苦しめる鬼を退治した鈴鹿権現(瀬織津姫命)の伝説に由来。鈴鹿峠は旧東海道の難所であり、盗賊が多く旅人や周辺の人々を襲っていたことが鬼の話に転化したと思われる。
女性の姿をした鈴鹿権現像は大長刀を手に、立て烏帽子を被った姿が凛々しい。後ろの山には退治された赤熊で象徴された悪鬼の首が据えられる。鬼=盗賊のためか、巡行の後は真木の松に飾られた絵馬は「盗難除け」の御守りとして授与されている。
前懸は平成元年に新調された、駱駝の図「黄砂の道」。胴懸には日本画家・今井俊満氏原画の「桜図綴織」「紅葉図綴織」を用いる。見送は文化13年購入の中国明代の雲龍文様、天啓2年(1622)の年記を持つ紺紙金泥文字、明治35年作の牡丹鳳凰文様刺繍を伝えるが、現在は昭和57年新調の染彩ハワイの蘭花を用いている。欄縁金具は山鹿清華下絵の四季花鳥文様である。
ご利益:雷除け・安産・盗難除け
授与品:粽(絵馬付)、手ぬぐい、お守りなど
山建て:20日8:00~
会所公開・売店:21・22・23日12:00~22:00
御朱印:21・22・23日12:00~22:00