先日滑り込みしてきました。 職人・作家さんが作業工程が長く気の遠くなるような時間と手間をかけて作り上げられた作品が並んでいました。一品物の力が伝わってきました。 そのためどれもお値段はとても高価でまるで雲の上の世界。見て楽しむだけになってしまい途中でもういいか…と思いましたが、やっぱり知り合いの作家さんの作品が見つけられた時には、今年も見に来てよかったと思いました。 満...
アンティーク・レース展のチケットを頂いたので、さっそく行ってきました。 出品者のダイアン・クライスさんは、レースのコレクターであると共に鑑定家でもあり、祖母のレースコレクションに囲まれて育たれました。 2005年の愛知万博でベルギーの展示館をプロデュースされた後、日本に移住されたそうでこれには驚きました。 アンティーク・レースといえば、古くは肖像画の人物がレースで飾られているイメ...
何必館・京都現代美術館で開催されているエリオット・アーウィット展に行ってきました。 ここ数年、4月中旬から1か月間京都国際写真祭が開催されていますので、写真に興味がない方も京都市内で多くのポスターを目にされたのではないかと思います。 エリオット・アーウィットの作品のなかでは、マリリン・モンローのスカートが舞い上がる作品や、エッフェル塔の近くで傘をさす人、犬が飛び跳ねる様子などを撮影した...
『虫明焼』という珍しい名前の焼き物を、堀川通沿いの裏千家茶道資料館にて鑑賞してきました。数ある名品のうち、気を引かれた数点を紹介したいと思います。 館内の作品撮影はNG、だけど模写は許可されたので、いつものようにボクが描いたスケッチをもとにご紹介します。 楽焼 赤楽引舟香合 樂了入作 江戸時代 19世紀 今日庵蔵 香合(こうごう)とは香を入れる入れ物です。そし...
美術館「えき」KYOTOで、京都国際写真祭2018アソシエイテッドプログラムとして蜷川実花さんの写真展が5月13日まで開催されています。 京都の花街の名前は知っていても、各々の違いを説明するのは難しいのですが、 蜷川さんは各花街の人たちをレンズを通して表現されています。 蜷川さんの作品は毎回鮮やかな色使いが特長ですが、私はバックの方が気になってしまいました。 蜷川さんはパラ...