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(新風館)
アーティストでこの企画の仕掛け人のアマノ雅景さんと外国人プロデューサーに遭遇。
この日は初日の開きたてで、まだ作品へのライトの当て方などを相談されていた。
かなり熱心だった。
宇宙飛行士の写真。場所、というのはすごい。
知らない景色がたくさんある。作品はユタとチリだそうだ。
「砂漠って言ったって、日本人が想像するようなさらさらの砂ばかりの砂漠のほうが珍しいんですよ」
「そうなんですか…!!」
知らない景色を知ることは刺激的だ。写真は正確に伝えてくれる。
ヴァンサン・フルニエ「スペース・プロジェクト」
(HINAYA KYOTO 清水五条坂店)
モノクロ時代の昔のカメラに、カラーフィルムを入れて撮った作品が2点。面白い色。
なんともいえないノスタルジーが。
「おしゃれの“洒落”は、落とせるだけそぎ落として何もなくなってしまった状態のことだそうです。
例えばしゃれこうべ、というときの洒落と同じなんですって」
と、洋品店のオーナーが解説してくださった。
ファッションショーを撮った作品なのだが、そのデザイナーさんの言葉なのだそうだ。
オーナーはとても感性が豊かで、ご自身の感想を率直に語られるので感心した。
閉店間際のお忙しい時にも関わらず、ご親切に対応していただいて感謝しています。
ファッションに疎い私にたくさん教えてくださった。
しっかし、会場まで清水の坂道を自転車で上がるのはけっこうきつかったよ。
「matohu(まとう)」展 / 宮原夢画写真展
(京都万華鏡ミュージアム)
どうやって撮っているのかわからない花の写真。
取捨がうまいというか、茎は消されているのに、花粉はよりリアル。
女性の作品だと思っていたが、男性の作家さんなのだそうだ。
作家さんに会えなかったし、詳しい方もいなかったが、お留守番の(たぶんボランティアの方)とお話しする。
私は、見方が疑問形なんだなあと思う。
彼女はとても素直に鑑賞されていて、そういう見方はいいなあと思う。
撮影していない場所もありますが、そんなこんなで、
町をあちこち行けて、写真についても学べて、作品一つ一つに、
いろいろ思うところもあって、本当に充実していました。
京都と、世界の国を巡ったような気がしています。
しばらくはこの旅の余韻に浸って、考えて
自分の成長と潤いを喜びたいと思います。楽しかった!また来年!