堂本印象美術館で開催の徳岡神泉展に行って来ました。 ギャラリーの外観は白いレリーフに黄色が点在する印象のアートそのもので、ドアノブ、庭の椅子、中の椅子、館内は印象のデザインに満ち溢れています。 今回の展覧会は、徳岡泉水50代60代の作品が多く、風景、植物を究極に単純化して彼の感動を表現した素晴らしいものばかりです。 館に入ると緩やかな傾斜の廊下に小品が並んでいます。その中にあった...
藤田嗣治展@京都国立近代美術館へ行って来ました。 まず、ご注意です。 最上階にも展示会場がございます。 鳥居の見える大きな窓がある最上階です。 順路は2Fからですので、3Fが常設だと捨て置かれませんように… また、順路はやはり守って鑑賞なさってくださいね。 「アッツ島玉砕」と「サイパン島同胞臣節を全うす」 に発見がございました。 京都国立博物館の&...
11時からギャラリー・トークが開催されるので走って初日に行ってきました。 10時半に到着しましたら、既にファンが大勢来られます。 講師はいわさきちひろ美術館の上島文子氏。マイクを持って館内を回っての解説です。 いわさきちひろについては、ある程度、知っているつもりでした。 東京都と安曇野の美術館にも行っているし、本も読んでました。 離婚歴があることや、共産党のカ...
京セラ美術館で開催されている第3回日本陶磁協会奨励賞関西展に行ってきました。 去年は福井・石川・富山で開催され、2016年から地域の陶芸作家の発掘と陶芸文化振興のため、北海道から順々に各地の作家を紹介されています。 今回は会場の京セラならではのファインセラミックを使った茶器や玉璽が入口のケースに展示されていました。 骨描き技法を使った薩摩焼の手法は、言われないとわかりません。...
嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学付属博物館で11月9日~12月3日の日程で開催の池内美絵展にボランティア協力で参加しました。 嵯峨美大・短大卒業生の回顧展ですが、展示作品は「これでも美術品?」と驚くようなものばかり。 ルーペで見なければわからないほどの小さな展示品もあります。 ポスターに使われた作品の解説を紹介しますと、 アリス(Alice)2008年 飲み込み、排せ...
出身の青森の風景がいつも心にあったということだが、その影響か。 北国の冬空のイメージ、作品の多くは黒や濃紺といった背景に白く浮き上がる静物。 暗闇の中に浮かび上がった花や顔。黒と白や赤などの色のコントラストが美しい。 不思議なことにキャンパス全体が暗い作品はあまりない。 たとえ深い雪で閉ざされた世界でも、いつも惹かれる何かがあったのだろう。 不要な物は闇が消してくれている。と...