東京国立博物館、東京文化財研究所から黒田清輝の全てがやってきたという感じの展覧会です。 作品は「パリ留学。そして転進」「パリからグレー=シュル=ロワンへ」「白馬会の時代」「文展・帝展の時代」と四つの時代に分けられており、その他、写生帖、書簡、日記、複製写真、遺品の絵の具箱も見ることができて「黒田清輝」を知る事ができました。 画家黒田清輝の名は、重要文化財「湖畔」で広く知られてい...
(長刀鉾・四条通) “The peak of hot Kyoto is coming soon…GionMatsuri Festival!” わたくし中里楓はこの度、都の西北、衣笠山はきぬかけの路に面して立つ、 『京都府立堂本印象美術館』 のボランティアスタッフになりました。 7月3日がその初日で、11日が2回目の勤務でし...
阪急電車で烏丸下車、某ビルのエスカレーターで地上に出るとすぐに出てきます。 長刀鉾! 7月の京都は祇園祭でにぎわう季節です。ただ、今年の祇園祭はいつもと違う祇園祭です。 蛤御門の変で焼失した大船鉾が150年ぶりに鉾で巡行に参加すること。49年ぶりに前祭と後祭に別れる事。なんだかわくわくしてきます。 長刀鉾は、通りが狭いし、人が多いので遠くから眺める程度にさせていただ...
ああ、ここのお店は前を通り過ぎることがよくあった。 ひと目で覚えるお店の外観。 大きなバナナの木が目印です。 カフェHalo Galoで開催の吉田瑠美さん個展『Delightful moment』を見に行ってきました。 中に入ると壁面は本棚。 みんな思い思いの本を読んでいたり、おしゃべりをしていたり。 私も晩ご飯がまだだったのでローストチキンサンドと、ヒューガルデン...
“Sky has the beauty of the infinite.” 純粋に「色」を楽しもうと思えば、このギャラリーがお勧めです。 ギャラリー妖精村 時間差美術館 3 ―空の百面相― 2014年6月17日~7月13日 気ままな旅 1995 ラベンダー畑とカラシ菜の畑 自家用の雲に乗って旅する妖精少年 その広やかな風景は 学生...
7月になって、この辺りは祇園祭一色ですね。 今年は大船鉾さんが150年ぶりに正式に巡行に鉾で参加されるのと、49年ぶりに先祭りと後祭りに別れます。大船鉾については、以前こちらの日記でヨドバシ京都で展示されているのを拝見した時の事を書いてますが、ヨドバシにいく度にみせていただいてたし、宵山の時には必ず会所飾りを拝見しにうかがったりしていたので、今年の復活はやっぱりうれしいです。てぬぐい買いに行...
またもや京都。 着くなり、うろうろと歩いてきます。 先日買った、京都版のランチパスポート。 これをつかってみよーということで、気になったお店に行ってみました。 お店はうどん上茶谷さん。 ふた玉もあるおうどんがいただけるっていうことで、麺類好きなあたしはもちろん気になっておりました。行ってみると夜は居酒屋さんになる、おうどん屋さん 早速注文です。今日はつめたいおうどんでお願いしまし...
6月15日、北野神社の月釜の帰りに最終日になってしまった「南山城の古寺巡礼」展を観に行きました。 最終日の日曜日、さぞ混雑しているだろうと思って覚悟していたが思いの外、ましだったのでゆっくり鑑賞できました。 実は、先月、奈良国立博物館で鎌倉の仏像の展示を観てきたので、南山城の古城巡礼という表題から鎌倉仏像との相違は?などと、興味をもって見に来ました。 展示は、いつもの国立博物館ら...
平日の午後、駅ビルの中にある美術館へ足を運びました。京都はやはり都会ですね。平日でも人がたくさんです。 今回鑑賞した「わたせせいぞうの世界展」は、来場者の女性たちの年齢層が高いと思いました。調べてみると、わたせさんは69歳なんですね。その日会場にいた女性たちとほぼ同じぐらいです。彼女たちはしきりに「華やいだ気持ちになる」と言っていました。同じ時代を生きてきたからこそ、実感がこもった言葉だ...
一昨年末の山口華楊に続く関西画壇の大御所展です。 松園というあまりにも偉大な日本画家を母にもち、現代を代表する「花鳥画家」ということは誰もが知っているところですが、初期から晩年までの作品が一堂に会します。 ご本人も偉大な母に葛藤があった事でしょう。母子二代の文化勲章受章だそうで。西山翠嶂に師事したのは、どんな分野もこなせた翠嶂を松園が薦めたようです。戦前は官展系の展覧会を中心に活躍...