投稿:2014年7月15日
平日の午後、駅ビルの中にある美術館へ足を運びました。京都はやはり都会ですね。平日でも人がたくさんです。 今回鑑賞した「わたせせいぞうの世界展」は、来場者の女性たちの年齢層が高いと思いました。調べてみると、わたせさんは69歳なんですね。その日会場にいた女性たちとほぼ同じぐらいです。彼女たちはしきりに「華やいだ気持ちになる」と言っていました。同じ時代を生きてきたからこそ、実感がこもった言葉だ...
投稿:2014年6月 3日
京都へ月に一度行って歩くという贅沢なウォーキングを始めたきっかけは、御霊神社の存在が大きいのです。怨霊封じの神社に行ってみたいという好奇心です。怨霊といえば、北野天満宮にお祀りされている菅原道真公しか知らなかったのですが、他にもいろいろあることが京都の本を読んでいるうちにわかってきたからなのです。 桓武天皇は怨霊がよほど怖かったのでしょう。怨霊、魔物から都を守るために様々な工夫を...
投稿:2014年5月29日
法雲寺で菊野大明神を参拝して、すっかり縁切りモードになった私。 現世に戻るために静かな祠を出てにぎやかな御池通りを歩きます。 人間の深い情念の世界から、車や人が賑やかに往来する道を歩いていると、なんだかほっとする気分でした。魔界巡礼、異界巡礼も一つのテーマですが、人間の哀しみや苦しみが凝縮されているような狭い空間は、どうも苦手です。 下御霊神社には怨霊がお祀りされていますが、それ...
投稿:2014年5月23日
下御霊神社から行願寺に寄って、次に目指したのは法雲寺です。看板がなければ見逃してしまいそうなビルの間にある小さなお寺でした。本堂の前は駐車場になっていました。お寺の収入だけでは経営が大変なのでしょう。 庫裏を通りぬけて庭に出ると祠がありました。祠の中は薄暗くて気味悪く感じられました。誰もいなかったからかもしれません。もっとも誰かがいて、真剣にお参りをしている場面に出くわすのも怖い...
投稿:2014年5月22日
先日足を運んだ下御霊神社からしばらく歩くと、お寺がありました。 名前は行願寺です。 この日は拝観料が必要なお寺には参拝しないでおこうと決めていたのですが、こちらはいらないようだったので、山門をくぐることにしました。街の中にひっそりとある小さなお寺だと感じました。1815年に建てられており、京都市指定有形文化財に指定された重厚で立派な建物でした。赤い大きな提灯が印象に残ります。...
投稿:2014年5月21日
京都府立堂本印象美術館に行ってから、ランチを挟んで出かけたのは京都文化博物館です。 こちらは平日に一度、日曜日に一度常設展示を見に行ったことがあるので、いつも静かな博物館という印象を持っていました。 ところが、その印象というのは、印象派展の人気の前にガラッと変わったのです。印象派の美術館だと思っていたのが、個人の名前の美術館だと分かった時以上の衝撃でした。 なんと平日...
投稿:2014年5月21日
ゴールデンウィークも終わったばかりの平日の木曜日に、初めてJR西日本の嵯峨野線に乗りました。 最初に市バスに乗ろうかと思ったのですが、乗車時間の表示を見て断念しました。一時間近くも市バスに乗るなんて、考えられなかったからです。修学旅行のシーズンに入り、満員の市バスで一時間も過ごすのは苦痛でした。そのため京都駅から列車に乗り、円町で下車して市バスに乗り換える方法を選びました。 目的地は京都府...
投稿:2014年5月12日
菅原院天満宮神社を出て、下御霊神社まで歩いて向かいました。 御所の前をどんどん歩いて行きます。今出川駅からあちこちの神社を参拝してから、ずっと歩いてきたので足も疲れてきました。護王神社を参拝しても、足の疲れまでは取れません。 少しどこかで休みたいと思い始めた頃、ちょうど御所の富小路口に差し掛かりました。どうやら市民に開放されているスポーツ施設もあるようです。嬉しいことにベンチが...
投稿:2014年5月 7日
護王神社の次に参拝したのは、菅原院天満宮神社です。烏丸通りを沿ってしばらく歩くと、聖アグネス教会のレンガ造りの建物がありました。神社は聖アグネス教会のすぐ隣で、京都御苑、下立売御門の真向かいでした。西には平安女学院があり、狭い敷地の小さな神社です。 ここは菅原道真公(以下菅公)生誕の地であり菅原家屋敷跡と伝えられていて、境内には菅公が産湯に使ったという井戸もありました。ご祭神は菅...
投稿:2014年5月 7日
霊光殿天満宮で足腰の守護神をお祀りするという護王神社への道順を教えていただきました。教わった通りに歩いて行くと、スムーズに到着しました。その護王神社は、京都御所の西側、烏丸通に沿いに鎮座していました。 平安京の建都に貢献された和気清麻呂公(わけのきよまろこう)とお姉様である和気広虫姫命(わけのひろむしひめのみこと)がお祀りされています。姉弟というと、頭に浮かぶのが天照大御神(あま...
三重県四日市市で生まれ育ち、嫁ぎ先も四日市市内。東海道43番目の宿場町である四日市から、鉄道に乗って京都へ旅をすることがこれからのライフワークの一つです。愛用のミラーレス一眼レフを抱えて、京都を探索していくつもりです。スピリチュアルがテーマのポータルサイト「Wonder times」でコラムを連載中。「All About三重ガイド」