美術館「えき」KYOTOで開催の渡邉貞一展。作家の名前は存じませんでしたが、チラシをみてとても行きたくなり、11月7日の夜に入館しました。 生誕100年記念展ということでしたが、展示品は京都の中井昌美さんのコレクションで、渡邉貞一の故郷である青森県七戸町に寄贈され一般公開となったそうです。今見ないと青森まで行かなければならない展示品です。 渡邉貞一は肺結核と戦争を生き抜いたという方...
快晴です。 この美術館へ向かう坂は手強いのです。だから無料の送迎バスがあります。 けれど、送迎バスを降りても坂を少し登ります。 ですから、安全第一で歩き慣れたスニーカーで行って来ました。 写真の建物にはコインロッカー&お手洗いがあります。 大きな荷物やリュックサックはここで預けましょう。 紅葉が真っ赤になっていて、皆さんスマホなどで写真大会です。 館内は着物に特化...
「明治150年記念 日本が動いた時」という展覧会が虎屋京都ギャラリーで開催されています。 展示品はフランス国立ギメ東洋美術館の「明治」写真コレクション。1870年撮影の東京の洋食の名店・上野精養軒に始まり、内田九一氏の「昭憲皇太后」や神戸・横浜・銀座・大阪の鉄道駅、そして京都人なら目が釘付けになるであろう仁和寺の正門や京都御所・三条大橋・六角堂。ケースの中には桑田正三郎氏撮影の京都駅の写真が...
松本明慶佛像彫刻美術館がリニューアルし、2階に新たな展示室が完成しました。 より大きくなった展示スペースでは、約180体の仏像と対話できます。 高野山金剛峰寺の増長天・広目天像の作者としてテレビのドキュメント番組にも出演されていたので、ご覧になられた方もいらっしゃるかと思います。木材から浮き上がる仏の姿を刻ませていただいている、とお話しくださる平成の大仏師。その作品を見ているとひと時で...
中信美術館で今年も開催されている「石本正ロマネスク素描き紀行」展に行ってきました。 美人画のイメージがある石本さんですが、ご出身の島根県浜田からJRの田舎町を走るコミュニティバスで向かう「浜田市立石本正美術館」には、地元の神話を題材にした絵や、ヨーロッパ旅行のスケジュール資料などが私が訪れた際には展示されていました。それで石本さんのイメージが一変した思い出があります。その展示品の一部が、...
先日、銀閣寺畔の橋本関雪記念館で行われている「京都伝統陶芸家協会展2018」を観てきました。 銀閣寺畔の広大な敷地に、池泉回遊式の庭園は、 桂離宮のミニ版の様で、あちこちに茶室があり、 日本画家・橋本関雪自ら設計した邸宅や大画室のほか、美術館が在ります。 京都で、伝統を引き継がれている作家さんの作品展。 素晴らしい作品が、展示されていました。 今回は24枚の写真をアルバムに...
京都国立近代美術館で、12月16日まで「藤田嗣治展」が開催されています。 藤田は作中で銀箔を使っているそうですが、確認できるのは日本初公開となる「エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像」のみとのこと。注文主はシカゴ出身の富裕なアメリカ人女性で彼女自らがモデルをつとめた作品。1930年にニューヨークのラインハルト画廊で行われた個展で展示されたものだそうで、ぜひ観てほしい作品です。 展...
同志社大学歴史資料館(ハリス理化学同志社ギャラリー)@今出川(分室) 1度行ってみたかったのです。 お習字「絆展」を開催されました。少し緊張する洋館の立派な館です。 係の方の案内で2階へ。 小さな洋室がいくつもありました。 お習字の企画展と、常設エリアと、ミュージアムショップです。 常設エリアでは、HNKの大河ドラマで流れを存じてました。 改めて、創立当時のセピア...