10月11日まで中信美術館で畠中光享日本画展が開催されています。 あいにく初日は台風接近のため休館となり、9月9日(土)にトークショーが開催されました。 日本画と画材の裏打ちや、畠中先生が手掛けた興福寺の柱絵には五層にもなる紙が一層毎に貼り方を変えて貼ることで空気の層を作り湿度・室温に耐えるようにしていること、群青を背景に用いることで暗い部屋でも作品を明るく見せる効果を考えられた、など...
京都では、30年ぶりに東山魁夷の大回顧展が開催中です。 戦後の昭和期の「国民的風景画家」と呼ばれ、昭和期には誰もが知る日本画家です。 そうしてもう一つの展覧会が佐川美術館で開催されています。『生誕110年 田中一村展』です。「田中一村」展が巡回するのかと、お盆に出かけていきました。(9/17まで)東山魁夷展に出かけた後、大矢鞆音著『もっと知りたい 田中一村 作品と生涯』を読...
京都国立近代美術館で、10月8日まで「生誕110年東山魁夷展」が開催されています。 京都での東山魁夷展は、京都市美術館で開催されてから30年ぶりとのことです。 見覚えのある方が多いだろう作品、昭和22年の出世作である「残照」からスタートを切り、絶筆となった「夕景」までが出品されています。なかでも代表作の白馬シリーズの「緑響く」は、行方不明になってしまった作者自らが再制作されたというもの...
「百万遍知恩寺の名宝展」へ行って来ました。 雨… 想定外に多い目の来館者でした。 レインコートや荷物を預けて、冷房対策の衣類を着込んでの鑑賞です。 ゆっくり丁寧に鑑賞出来て嬉しかったです。 何と題箋が4カ国語!(日)(英)(中)(韓) ですから、ある種意、英語を少し辿って味不明が解決した作品も有でした。 冷えは大敵なので、女性の方は大判のスカーフも必須です。...
京・近江の朝鮮通信使<後期>へ行って来ました。 前期の頃は「花粉症悪化」で断念でした。 後期も猛暑に負けそうで、訪れたのは最終週です。 第一展示室に入ってすぐに個人蔵の通信使洛中洛外図屏風発見! それだけでも、行って良かったです。 左隻(部分)とフライヤーに掲載されてはいたのですが、やはり本物は大迫力です。 彩色も劣化少なくて、麗しいコンディションでした。...
前期と後期の2枚のチケットを準備したのですが、猛暑に負けました。 後期に、珍しく夫が付き合ってくれました。 土砂降りだったので、事前に館へ申し出て、庫裏前に駐車させてもらえました。 ヘルプマークを付けていることも、その配慮に至ったようです。 あくまでも、申し出によってです。 さて、夫は始めての相国寺承天閣美術館です。 エントランスへ移動する、お庭のお手入れの良さに感動。...
微笑ましいネコちゃん達に会いに行きましたよ。 エントランスに「うちの子1番」のフォトジェニックの写真貼りだしボードが設けられています。 初日午後で、この量なんです。 以前の世界のネコ歩き展でも、ボードがあったので、皆さんご持参です。 会場はテレビで鑑賞済みの世界各国のネコちゃんが並んでます。 かなり大きく引き延ばされておわします。 悠々と寝そべっていたり、飛び跳...
8月に、行ってきました。 何必館(かひつかんと読みます。 祇園の一力さんのお向かいです。北側の四条通りです。 友人が何回もエントランスを通過してしまったようで、入口が分かりにくいそうです(笑) 何かあったのかしらと思ったのですが、スマホを操作しながら歩いていた様子。 けど、待ち合わせした訳でもないので、鑑賞を開始しました。(友人はしばらくして大汗をかきながら登場しました)...
京都大丸の1階~7階までの階段踊り場に、「うふっ」と笑ってしまうような写真展が10月2日まで開催されています。 1階のスタート地点には中京区周辺の撮影ポイント地図を掲載したパネルがあります。 出展作家の坂東勲さんについてもパネルで紹介されています。 坂東さんは1943年生まれのグラフィックデザイナーで、長年「京都の街の顔探し」としてビルの窓や植木、街灯など街に潜む色々なものを「顔...
アサヒビール大山崎山荘美術館へ、”サム・フランシスの色彩”へ行って来ました。 アサヒビール大山崎山荘美術館へ行くのは、少し勇気が必要です?! 虫によく噛まれる体質なのと、実際虫が怖い人だからです(笑) 木漏れ日を愉しみながら、ゆっくりと坂道を歩んで行きます。 入館してタイミングよく、オルゴールが響いていたら最高なのですが…叶わず。 残念な...