美術館「えき」KYOTOで、京都国際写真祭2018アソシエイテッドプログラムとして蜷川実花さんの写真展が5月13日まで開催されています。 京都の花街の名前は知っていても、各々の違いを説明するのは難しいのですが、 蜷川さんは各花街の人たちをレンズを通して表現されています。 蜷川さんの作品は毎回鮮やかな色使いが特長ですが、私はバックの方が気になってしまいました。 蜷川さんはパラ...
京都国立博物館で、85年ぶりとなる池大雅の回顧展が5月20日までかいさいされています。 国宝は3件、重要文化財は13件を含め、池大雅の代表作ほぼ全てとなる約150件が登場します。 昨年の国宝展の混雑ぶりがうそのようにゆっくりじっくりと楽しめましたが、展示品の数が多いのと、全体的に変化や色が少ないため、途中で少々飽きてしまいました。 今回も前期後期で入替があるので、どの作品が見たい...
第6回となる京都国際写真祭が5月13日まで開催されています。 今年は1か月友好のパスポートが4,000円になり少々お高いイメージですが、京都文化博物館が1,200円、誉田屋竹院が1,000円、黒蔵が800円、両足院が1,000円と単館4か所分の料金で、15か所の会場に入ることができることを考えれば十分お安いと思いますよ! またこのパスポートで、美術館えきKYOTOで開催されている蜷川実...
4月22日まで京都髙島屋で開催されている、田中達也さんのミニチュア展に行ってきました。 NHKの朝ドラ「ひよっこ」タイトル画やOP映像で知られる作家さんの個展です。 展示されているミニチュアの人間の小さいこと! 映像作品ではそこに動きもつくので、とてもリアルに感じました。 何よりびっくりなのは、タイトル画からのアイディア。天ぷらなどの揚げ物で使うバットから、25mプールを想像できる...
4月15日まで開催されている「ターナー 風景の詩」展へやっと行ってきました。 その前に、会期中に行われている2つのワークショップにも参加していたのですが、展示を見る時間が作れず今になりました。 ワークショップの一つ、3月25日の鵜飾先生による写生会ではターナーの写生技法を体験させていただいていたので、現物を見た時にキャプションの説明を読むとその技法がどの場面で使われているのかを確認する...
細見美術館と言えば琳派の扱いが多く、何度か展示に足を運んでもいつも同じように写ってしまうことがあります。 今回も足元の解説がとても読みづらく感じてしまいました。 しかし、解説に目を取られずに抱一一門と其一の鳥を楽しもうと思いたくもなりました。 抱一一門の絵師は何皆「一」の文字が入っているため区別がつきにくくなってしまうのですが、どれが誰の作品なのか気にせずに見ていました。そのうちで目...
3月14日から25日まで、髙島屋で沢田教一写真展が開催されています。 この人の写真を知らない、とは言えません。 ピュリッツァー賞に輝いた、ベトナム戦争で赤ちゃんを抱いて川を渡り逃げようとする母親と子供たちの姿に見覚えはないでしょうか? 会場内では、その写真の赤ちゃんである女性が映像でインタビューに答えておられます。 他にも、報道写真にはならないような子供たちの優しいまなざしや笑...
沢田 教一 展(京都高島屋7階グランドホール) 3/14(水)-3/25(日) 10:00-19:30 入場料 一般 800円 ベトナム戦争の従軍記者として、戦争の最前線で激しい戦闘や兵士の表情をリアルにとらえた写真家、 沢田教一の写真展です。 この時代は、カラー写真が未だ少なく、白黒写真が中心。 戦争の悲劇、、むなしさ、、その国の住民を巻き込む悲惨さが目に飛び込んで来る、、 素...