初日に行って来ました。 春節も間近なタイミングだったので「斉白石(さいはくせき)展」には中国の方が大勢です。 観光名所で拝見するいつものテンションと打って変わって… ゆったりと静かに鑑賞される方ばかりでした。 映像を繰り返し上映しているコーナーは字幕も内容も中国語でした。 20世紀中国の水墨画を代表する斉白石をご存じでしょうか? 私が「八大山人(はちだいさんじ...
27日まで、京都文化博物館で第31回京都美術文化賞受賞記念展が開催されています。 ファイバーアートの先駆者・小名木よういちさんの大きな男女を形作った作品は、解呪王の天井の高さから継ぎ足した自立の試みが布の色から伝わります。 京都市立芸術大学の陶芸家・重松あゆみ先生の作品は、土に色のついた土を練る紺で、ゆっくり低い温度で焼成し、色を出されています。 そして目を引くのが、写真か・鈴鹿...
1月、この時期はあまり展覧会がありませんが、成人の日の前日、岡崎に行ってきました。 きっと明日は晴れ着の新成人でいっぱいかなあ、と、思いながら近代美術館の中に入ると、美術館のショップもいつもの展覧会よりも、こじんまりしていました。 しかし、訪れる人の多いこと、そして作品の多いこと。ほとんどの作品が挿絵や表紙といった印刷物でした。1つ1つじっくり見ていくと、ゆうに一日はかかるでしょう。...
京都国立近代美術館2019年第一の企画展である、「世紀末ウィーンのグラフィック デザインそして生活の刷新に向けて」が、 1月13日から開催されています。 同企画展では2015年に同館が一括購入した、「世紀末ウィーンのグラフィックコレクション」を多く見ることができます。グスタフ・クリムトを中心として結成されたウィーン分離派は、旧態然とした芸術、デザインさらにはそれを取り巻く環境を刷...
京都大丸で「英国ロイヤルスタイル写真展」が開催されました。 入口はダイアナ妃のまなざしを注がれ、日本へ来られた際の思い出が1枚1枚につづられ、多くの鑑賞者の話声で会場はにぎわっていました。彼女の生涯はあまりに短く、本当に残念なものです。 次はキャサリン妃・メーガン妃と続いています。しかし中心はやはりエリザベス女王。 昔のドレスが展示されていましたが、どれも今見てもとてもエレガント...
京都髙島屋1階に、馬車が展示されています。 七階グランドホールで1月21日まで開催されている「天皇陛下 御即位30年 御成婚60年記念特別展」に目玉です。 同時開催の写真展300点も無料で入場できます。 年輩者は自分の人生と重ねて生きてきた時代をクロスできるのではないかと考えます。 美智子様の正田家から出てこられるスタートの写真、お車に付けられる天皇旗と皇后旗の違いは知りませんでし...
巻物のために展示替えは頻繁でした。 巻き返しされます。 照明による劣化防止をされているのです。 4回行きたい作品ばかりなのです。 呈茶席でお茶を戴けるのです。 季節の設えにお菓子もお茶も、お点前も堪能できます。 なので、入館料は無料みたいな素敵な茶道資料館なのです。 メンバーシップの大学生さんやぁ~い! もし、メンバーシップの大学生なら、学生証提示でまったくもっ...
1月20日まで、何必館・京都現代美術館にて「ドアノーの愛した街 パリ」展が開催されています。 有名な「市役所前のキス」の写真で記憶に残っている方も多いかと思います。 私は何必館で毎年拝見しているなじみ深い作品になりました。 もう65年も昔の作品なのに、毎回立ち止まり「ウー、苦しい、大好きよ!」と話しかけてしまう魅力です。 特に5階に展示されている芸術家のポートレートは、ル・コル...
ROBERT DOISNEAU展@何必館へ行って来ました。 バスの中から垂れ幕が見えます。 アパレルのファッションビルの垂れ幕に見えてしまうほど粋! 大好きな写真家の一人です。 エントランス向かって右手をご覧下さい(笑) ショーウインドウにはテーブルにロールパンを並べたピカソがお迎。 著名人がモノクロで多数登場。 題箋をチェックせずに分かる方多数でした。 彫塑でジャコメ...