日本伝統工芸近畿展が、5月27日まで京都髙島屋で開催されています。 有難いのは、ギャラリートークが毎日行われること。 また、26日(日)には木竹工の市川正人先生が16時、金工の三好正豊先生が16時半にお話しされます。その上11時には受賞作家によるトーク、14時からは列品解説がありますから、時間に合わせて工芸の作品に対する作り手の熱意が伝わってきます。 時間がない方は、入口だけ楽しむの...
花園大学歴史博物館の「誠拙周樗展・せいせつしゅうちょてん」を拝見してきました。 誠拙周樗は僧侶の名で、「大用国師」(だいゆうこくし、1745~1820)として一般的に知られてます。 受付に学芸員さんがおられて、いろいろと教えて頂けました。 他にご来館者がおられない時はチャンスです。 丁寧に見どころ解説をしてもらえて、とってもラッキーでした。 現役の美術史専攻の学生さん...
山科区の笠原寺(りゅうげんじ)では、毎月21日の弘法大師のご縁日に、京都大学白眉センターの研究者によりインドと仏教の思想や美術についての講演が行われます。講演後には護摩祈祷に参加出来ます。 *** 【第一回】5月21日(火)仏教伝来の道(シルクロード美術の旅) 講師 檜山 智美 特定助教 【第二回】6月21日(金)釈迦の生きたインド仏教を生んだ古代インドの宗...
京都府立京都学歴彩館の1階展示室で、「対展」が6月9日まで開始されています。 平日は9:00~18:00、呑一は9:00~17:00、無料で観覧できるのがありがたいです。 入口には画家・麻田浩さんが描いた梅ケ畑の「北山杉」に対し、父・辨自(べんじ)さんの描いた「栂尾」が並びます。 他には幸田春耕と息子・暁治(ぎょうや)による作品があり、どちらが何方の作品か聞きたくなります。 制...
京都髙島屋で開催の日本画家・手塚雄二先生の展覧会に行ってきました。 名前はピンとこないかもしれませんが、院展でもよく出品されている作家さんなので記憶に残っている作品があると思います。 今回限定公開の明治神宮へ奉納された屏風は、下村観山先生の後を継ぐかのような世界。前に立つと参道に引き寄せられる力が感じられました。 そして足立美術館所蔵の奥入瀬を描いた作品は、ひんやりとした水の流れる音...
京都国立近代美術館で、刀工・河井寛次郎展が開催されています。 展覧会で展示されている作品は、京都国立近代美術館が所蔵している川勝コレクションから、鐘渓窯の作品の半分というお話ですが、何がどうして、こんなにも多くの作品が展示されていたことには驚きです。 「何度も見たからもういいわ」お言われるかもしれませんが、パリ万博時の鉄辰砂草花図壺と賞状までが展示されている他、白地草花絵扁壺はミラ...
泉屋博古館で5月6日まで開催の「中国文房具と煎茶展」に行ってきました。 京都市内の上駐車場もあるので、少し時間を都合すれば知識の宝庫へ出かけられます。 チラシを飾る「鍍金魁星像」は、筆を持ったまま走り出しています。中国科挙に首席合格を願う人々に信仰されたものです。 15代当主・住友春翠の煎茶席は、文房具や瓶花盆栽が展示され、藤田伝三郎や村山龍平との交流から現代の美術展の先駆け...
OPT GALLERY オプトギャラリー 第14回 谷口恭子 青田ひろみ 水彩画二人展 2019年4月19日(金)~24日(水)11:00~18:00 (最終日は17:00まで) *** “A picture is worth a thousand words.” (百聞は一見に如かず) 「そういえば、確か…青田さんの展覧会、やっ...
5月12日まで、京都市内11か所で第七回となる京都国際写真祭が開催されています。 スポンサーの1つであるBMWのラッキーカーが各会場をつなぐシャトルカーとして運行され、京都文化博物館にはPR車と係員が色々登勢客してくれています。デザインも色々あるので、見かけたらぜひ一枚写真を撮ってみてください。 京都新聞社地下にある金氏徹平さんのカラーを楽しむ動きの空間は一番人気がありました。無料...
5月4・5日に行われた第32回京都西山高原アトリエ村展に参加してきました。 毎年5月の連休に開催されている、西山高原の芸術作家村の 一般公開です。 普段は見られない工房の一般公開が在ります。 染色、木工、金工、絵画 等々、、作品を見て、作家さんから直接 御話が聞ける、催しです。 子供さん向けには「しゃぼん玉ショー」なども行われ、人気が在る催しでした。 文責:都人...