日本伝統工芸展が10月14日まで京都髙島屋で開催されています。 日曜美術館でも放映されていましたので、興味を持った現物を目にするために足を運んでも楽しい展覧会です。 今回は特に「二十日大根金具」の大きさは一見の価値ありです。 作者は藤江聖公さん。昭和30年生まれですが工芸会ではまだ若手の方になってしまうそうです。 毎日14時から列品解説が企画されており、こちらでお話を聞くと...
10月14日まで、京都国立近代美術館で開催されている「ドレス・コード?」展に行ってきました。 入口から神戸のファッション美術館を思わせる構成です。 目が留まったのは、34-1:青山悟のビデオ。11分もあるミシン刺繍の様子を撮影した映像です。 アンディ・ウォーホルの有名な「キャンベル缶」も。滋賀県立美術館が持っているんですね。 しかしどうして「教養を身に着ける」というテーマに必要...
「木の文化財を救う~木の埴輪から元寇の沈没船の保存まで」 今津節生氏(財団法人美術院 国宝修理所 所長) 今回の展示会場の入って直ぐにあるも、木製の作品はどのように? いつも、保存のための文化財補修はどうされているのか? 博物館・資料館などでも木棺であったり、船であったり? 本来の色なのか?それとも補修して変色してたりしてないか? 時々、ピカピカとコーティングされて...
10月14日まで泉屋博古館で開催の「文化財よ、永遠に」展に行ってきました。 住友財団が2022年に創立30周年を迎えることを記念しての展覧会で、これまで財団が助成した1,100件24億円を超える文化財修理事業の成果の一部を、京都で見ることができます。 大興寺の鎌倉時代に作られた巳神将像の玉眼は修理によって輝きを取り戻しました。 霊源院の中厳円月坐像は耳から縦にパーツが分かれており...
10時~16時 休館日=日曜日・10月22日(火・祝) 9月21日~11月2日 入場無料 水墨画や墨跡や頂相の企画が多い博物館です。 今回は珍しく、カラフルで愉快ですよ。 カリカチュア=風刺漫画 欧米でのカリカチュアは白黒が多いのです。 今回はとってもカラフルで、劣化も少なく見応え有り。 表情豊かで、どこかしら紙面から愉快な本文が読み取れそうです。 1番...
仁和寺に学ぶ文化の継承 観音堂落慶記念講演 第3回 国宝 三十帖冊子の歴史と修理 に、行って来ました。3回に分けてのレクチャーでした。 毎回、素晴らしい内容でしたが、今回のが1番! 京都国立博物館の敷地内にある「松鶴堂」その専務取り締役・技師長・袴田尚志氏が登壇。 修理に使われている、紙、道具、トレースした紙の展示有。触れてはなりませんが、紙は触ってもOKです。そ...
MOVIX京都で9月27日に封切された映画「パリに見出されたピアニスト」に出かけてきました。 音楽はチョット…という方もとても楽しめる内容で、ピアノ曲ではバッハやリストの名曲も聴ける他、ピアノコンサートと映画をダブルで味わうことができます。 主人公は盗難事件に関わったことで実刑を受け、その代わりの公益奉仕という形で音楽学校に受け入れられます。そして恵まれなかった環境と...
会期終盤の9月26日の午前中に行って来ました。 入場制限はなかったのですが、会場内は満員御礼! 写真OKなので、多くの方がスマホ歩行… 満員の会場にはてんこ盛りの方が、自由に徘徊されてました。 鑑賞順路が無いのです。 危ないいぞ! 足の甲にボルトが入っているので、這々の体で帰路に着こう! と、した時に前のお客さんが1歩後ずさり、されました。 後方に...
9月30日まで京都高島屋7階で第104回院展が開催されています。 初日には列品解説が有り充実した内容ですが、なかなか巡り合えない最近です。 しかし私はお目当ての作家が今回はどのようなタイトルで作品を仕上げてこられているかが楽しみに来館しています。 院展は友の会や中心の年金カードなどいろいろ無料で入場できる特典もありますので、心の栄養を吸収する時間としてぜひ足を運んでみてください。...