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Report & Review ボランティアライター・ブロガーの皆様からお寄せいただきました
レビュー・レポートを掲載しています。

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licoluiseさんの記事一覧

誰か仕掛人がいるのか? 日本画ブーム、美術番組も増えましたね。 昨年は東博で写楽、相国寺で『ハンブルク浮世絵コレクション展』、大ブームとなってしまった歌川国芳、 美術館「えき」KYOTOでの「北斎の富士」展と浮世絵ブームでもあります。 が、北斎、広重となれば、教科書でもお馴染で、私たちが一番目にしてきた浮世絵でしょう。 (浮世絵のミカタについては、「京都で遊ぼう」さんが易しく解...

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紅葉にはまだ少し早い京都へ行ってきました。 前期後期で出品目録によれば355の展示です。 永青文庫の成り立ちや名門細川家の長い歴史については、それだけでレポートが終わってしまいますので、永青文庫や京博のHPを参照下さい。 (http://www.eiseibunko.com/ http://hosokawa2011.exh.jp/highlight.html) 細川家に伝わった武器、武...

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伊藤若冲筆/無染浄善賛 「達磨図」 アメリカ、ニューオリンズの眼科医・ギッター博士と妻・イエレン女史の40年近い日本美術コレクションの「里帰り」と銘打った江戸絵画を中心とした展示です。 1.若冲と奇想の画家たち 2.琳派の多彩 3. 白隠と禅の書画 4. 自然との親しみ  5. 理想の山水 6. 楽しげな人生 の6つのセクションに分けて構成され展開していきます。 導入は、今江戸...

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洋画家、荻須高徳(1901-1986)の回顧展である。 文化勲章受章者でもあり、20世紀を代表する洋画家の一人です。 よって、名前も知っているし、パリの風景を描いていた作品も何度か目にした事はありますが、回顧展となるとその作品をまとめて観ることの出来る良い機会です。 パリの風景と言えばやはり佐伯祐三とユトリロが思い浮かびます。 佐伯のパリの風景は、スピード感があり、また寂し...

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ここ数年のフェルメールブームもあって混むのは必至なので、京都国立近代美術館の「青木繁展」後期と一緒に、始まってすぐに出かけました。 17世紀オランダがスペインから独立し、アムステルダムは商業の中心となり、市民が富を蓄え、住居に絵を飾るようになりました。 それまでの教会や王の城、貴族の室内を飾った絵画とは自ずとその大きさ...

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金閣寺へ、竜安寺へのきぬかけの路沿いに建つインパクトのある外観。 美術館の外観、内装、ドア、ドアの取手、ライト、椅子に至るまで印象のデザインによるもので、印象自身の作品を展示するために建てられた美術館です。美術館全体が印象芸術です。(展示室の部屋番号プレートや展示室の椅子の足にも注目!) 窓や階段のメタルの曲線造形や木製の椅子とどれも面白く、どちらを眺めても印象ワンダーランドです。...

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『草紙洗小町』(昭和12年)モチーフは能の演目「草紙洗」。歌合せの際に相手に嵌められた小野小町が、その罠を見事に看破するという物語。松園自身は表情に能らしさを表現したといい、「能楽に取材して、それを普通の人物に扱ったという点に、わたくしのある主張やら好みやらが含まれている」とこの作品を語っている。 後期松園展は、『焔』と『草紙洗小町』につきます。 前期の『序の舞』に代わって、入口では『草紙...

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「花がたみ」(大正4年/1914、松伯美術館蔵) 11月22日(月)、本来なら休館日の月曜日ですが、24日に展示替えのため、開館です。 秋の京都で松園展、しかも開館時間の延長なし! 東京での評判も踏まえてもありえない!! と思っておりましたが、どうしても私と松園の出会いの絵である「花がたみ」(何度観ても良い!)と今回のお目当ての「焔」には会いに行かねば。 twitterのお蔭で、夕方が比較的空い...

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