シュルレアリスムはあまり理解できないのですが、京都市美術館の「ダリ展」に出かけてきました。 ダリといえばトレードマークのヒゲの自画像が有名ですが、1921年制作のラファエロ風の自画像で、ちょっぴり彼の性格が出ているようにも感じられました。 しかし3年後に描かれた「ルイス・ブニュエルの肖像」では、きっちり作品として成立し観られるようになっています。 「カダケスの4人の漁師の妻たち...
寺町山陽南西角、かに道楽の向かいにあるギャラリー、「GALLERY 京屋 吉星庵」で開催された洛中洛外図屏風(池田本/林原美術館蔵)の複製品展示に行ってきました。 http://byoubu-art.com/jp/product_a01.html 自由に見られる上、写真もOKです。 本物ではなくデジタル複写版ですが、本物そっくりです。 洛中洛外図屏風は、アスニー創生館に...
京都国立近代美術館で、「キューバの映画ポスター展」からウンベルト・ソラス映画「ルシア」を見てきました。 キューバの映画を鑑賞するチャンスはなかなか無いので行ってみました。 映画の内容は、スペイン植民地だった1895年、アメリカ支配が強まる1932年、そしてキューバ革命が起きた1960年代と、各時代の女性の生き方を描いていました。男によって左右されてしまうという人生は、現代の私たちにも考...
祇園祭にあわせての、杉本家住宅の屏風飾り特別公開が在るので、早速見学に行きました。 7月16日の朝日新聞朝刊土曜特集では、タイミング良く、杉本家住宅のある「綾小路通」の記事。杉本家も大きく掲載されています。 今「京都嫌いの京都人」で、大人気の井上章一氏が、9代目の当主と若い頃から顔なじみだそうで、 「昔、右京区嵯峨あの辺りから、お百姓さんが、うちへよう肥(人糞)をくみにきてくれた...
お菓子は美しいですよね! なんていきなり始まる今日は、「山滴る、甘党市」に行ってきましたよ〜! 前回、すっごくこんだんですよね。入れなくて。 でも!今回は、元立誠小学校が会場! 講堂を使っての開催なのでかなり広くなった〜!! とはいえ、会場直前、すでにどこまでが最後なのかわからないレベルの行列になっていたよ。。 天気がもひとつだったので、ガンバってほぼ先...
京都嵯峨芸術大学付属博物館で開催中の第Ⅱ期常設展(8月6日まで)を見てきました。 【特集1】異界との出会い・異形との出会い 日本各地に伝わる、祭りの神楽面・能面のコレクションです。 愛知県豊川市の豊川稲荷の狐頭や狐面などが、出品されていました。 【特集2】嵯峨芸の版画コレクション 嵯峨芸術大学所蔵の版画を主に、マン・レイやアンディ・ヴォーホル、池田満寿夫、横尾忠則等の作品を...
7月9日(土)まで、堀川御池ギャラリーで京都市立銅駝美術工芸航行美術工芸科の教員6名による展覧会「6つの位置のストーリー」が開催されています。 現代アートの芸術祭などでも少々辛かった私ですら、ドッキーンと感動をいただけました。 特に2階に展示されていた安東智香先生のパーティードレスは、海外の人も着てみたいと思われるドレスかと考えます。漆や螺鈿のキラキラは会場の注...
京都国立近代美術館で開催のポールスミス展。こんな展示もあるのか!楽しい! まず入場するとピンクのイヤホンをプレゼントされ、スマートフォンで松田翔太さんによる音声解説が聞けるのです。通常音声解説はガイド機を借りるのに500円必要になりますがそれがいらないサービスはありがたかたです。 そして壁一命に張られた無名・有名問わないたくさんのアート作品に圧倒されます。 「私の部屋に飾...
春の院展は必ず髙島屋で開催されるので、毎回欠かさず来館しているのですが、今年は初日の解説が聞けなかったので残念でした。 髙島屋友の会の会員証があれば無料で入場できるのはありがたいです。 展示内容は、平山郁夫先生をはじめ多くの大御所の作家さんが世を去り、寂しくなりました。 反面、親子二代の作品が拝見できるのはひとつの楽しみとなっています。 親の七光を子は嫌がるものですが、作品の上で親...
鳥辺野とは、平安時代からの京都の葬送の地。 北部は(現在の五条通周辺地域)は、町衆の葬送の地。五条通りって、清水寺や清水焼で有名なところ、あたり。東山区にあります。南部は、貴族・皇族の葬送の地…だった。 丘陵部や谷地形の急峻な地形条件が、風葬地に適していた…当時は鳥葬、風葬に近い形だったそうです。 京都市の区分け地図 東山区 拡大図 鳥辺...