投稿:2015年12月15日
中京区にある堺町画廊で、あべ弘士さんの原画展が12月13日まで開催されていました。 あべ弘士さんといえば、福音館書店刊の絵本でおなじみ。絵本に登場する動物たちがポストカードになっています。 今回の展覧会では、宮沢賢治先生の世界に挑戦された作品が展示されていましたが、北海道の厳しい冬のイメージが伝わってきました。 最終日である13日には、夜に山極壽一先生(京都大学総長/人類学者・霊...
投稿:2015年12月 7日
京セラ美術館の特別展「八坂神社の名宝」展、12月6日(日)までの開催でした。 江戸時代の画家・円山応挙の衝立を生で鑑賞でき、若冲の鶏とはまた違った味わいがありました。 また、全長9mもある「砂侍絵巻」は、会期中少しずつ展示場面を動かしながら展示されていました。この日には何が描かれているか確かめにいくのも拝観の楽しみですね。 何より京セラ美術館は駐車場スペースが準備されているのは助かり...
投稿:2015年11月16日
11月12日まで、京都芸術センターと京都市立芸術大学のアーティスト・イン・レジデンス企画による展覧会、「マルティ・ルイツ バシェ音響彫刻修復プロジェクト」が開催されていました。 この「音響彫刻」とは、1970年に行われた大阪万博の鉄鋼館に展示されていたフランソワ・バシェによる作品で、今回の展覧会では解体されてしまった作品を修理し、色々な音を会場で楽しめるようにしていました。 実際に...
投稿:2015年11月13日
ジェイアール京都伊勢丹7階にある、美術館「えき」KYOTOで開催された「琳派からの道 神坂雪佳と山本太郎の仕事」展を見て参りました。 山本太郎の作品といえば、去年なんば髙島屋で開催された展覧会での《ブーブー車玉》が印象強いものです。 その後、細見美術館やイムラギャラリーと作品が増えていき、今回は総仕上げの作品展と考えました。 展示のメインとなっている《マリオ&ルイージ図屏風》では...
投稿:2015年11月12日
京セラ本社ビル内にある美術館、京セラ美術館で開催されていた「八坂神社名宝展」に言ってきました。 京都・八坂神社に伝わる献上品や、祇園祭に使われる道具類などなど、普段見られない名宝が展示されていました。 特に、円山応挙の「番鶏図衝立」や、洛中洛外図屏風が注目でした。 文責:都人...
投稿:2015年11月11日
11月3日に、京都国立博物館で開催されたレクチャー「琳派 この一作 私の見方・楽しみ方」に参加しました。 前日に京都国際会議場にて行われたフォーラムとは少しメンバーが変わりましたが、登壇者の方に各自選んだ作品とその理由を解説していただき、比較文学を楽しんでいるようなひとときでした。 特に、メトロポリタン美術館のキュレーター、ジョン・カーペンター氏は難しい変体かなもすらすらと読み上げられ...
投稿:2015年11月10日
皇女和宮ゆかりの尼門跡寺院で行われている、人形展を、見て来ました。 訪れた日は紅葉には未だ早い時期でしたが、多くの観覧者が有りました。 今回の、出品の主な人形は、 *島津家ゆかりの御所人形 *三笠宮家ゆかりの 五人囃子人形 *考明さん 御所人形 *光格天皇勅作の阿弥陀如来 *日野富子像 などです。 開催は11月...
投稿:2015年11月 5日
10月末日、時間を作って久々に八幡の松花堂美術館へ行ってきました。 この日は館蔵品展を開催していたので、やっと松花堂昭乗の筆を観ることができました。他にも、寛永期に開催された茶会記なども手にされ、当時のしつらえを知ることができます。 珍しいものとしては土佐派の絵師・土佐光武による障子がありました。全12面のうち2面ですが、楽しむことができます。他にも、李朝の呉器茶碗や松花堂画帖(雪舟な...
投稿:2015年11月 4日
先月の天神市の日(10月25日)、堂本印象美術館まで足を伸ばしました。 今年は琳派400年ということで京都市内でもたくさんの企画が行われていますが、こちらでは現代作家の山元太郎氏の作品も拝見できました。 何より、日本で唯一の手刷り木版和装本の出版社・芸艸堂(うんそうどう)による版画と神坂雪佳の『百々世草』の原画の比較ができる点が良かったです。例えば、「朝顔」は原画のたらしこ...