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2024年度の祇園祭山鉾巡行・及び関連行事(宵山等)は本来の形にて開催予定です。
※状況によりやむを得ず予定が変更となる場合がございます。詳細・最新情報については公益財団法人祇園祭山鉾連合会及び各山鉾町のホームページ等をご確認ください。

祇園祭 2024

〜 京都の街中がミュージアム! 〜

やまぼこ山鉾コレクション

2024年度の祇園祭山鉾巡行・及び関連行事(宵山等)は本来の形にて開催予定です。
※状況によりやむを得ず予定が変更となる場合がございます。詳細・最新情報については公益財団法人祇園祭山鉾連合会及び各山鉾町のホームページ等をご確認ください。

※各山鉾町の粽や授与品の取り扱い、曳き初めなどの行事の実施については、予告なく変更となる場合があります。詳細は各山鉾町のSNSやホームページ等をご確認ください。
※ページ内に掲載している山鉾巡行順は2024年度のものです。

7月17日 : 前祭

長刀鉾

山鉾巡行の先頭を受け持つ鉾。生稚児が乗るのは現在この鉾だけ。

蟷螂山

愛称は「かまきり山」。御所車に乗ったカマキリがトレードマーク。巡行の際などにはからくり仕掛けでリアルな動きを見せてくれる。

芦刈山

謡曲「芦刈」に由来。山鉾のなかでも最古級とされる御神体の人形や古衣装(重要文化財)、貴重な染織品を蔵する。

木賊山

木賊刈りの老翁が別れた愛児を思いながら舞う場面を表現。お守りは「迷子避け」。

函谷鉾

中国の歴史書『史記』にある孟嘗君の故事に由来。16世紀ベルギー製の毛綴織(重要文化財)を前懸としている。

郭巨山

故事に由来し『釜掘り山』とも呼ばれる。この山だけは朱傘ではなく屋根がついている。

綾傘鉾

応仁の乱以前の古い山鉾の形を残す「傘鉾」。棒振り囃子のパフォーマンスが見どころ。

伯牙山

御神体は中国の琴の名手。明代の名品の前懸をはじめ、すべてが中国風に統一されている。

菊水鉾

町内にある茶人にも愛された名水「菊水の井戸」に由来。昭和に再建された鉾で、懸装品も近現代の作家が手がけている。

油天神山

菅原道真を祀った山のひとつ。勧請の日が「丑の日」だったため牛天神山とも呼ばれる。

太子山

古くから民衆に信仰された聖徳太子を祀る。粽やお守りには知恵を授かるご利益があるとされる。

保昌山

応仁の乱以前からある歴史ある山。恋物語に因むことから縁結びのご利益があるとされる。

鶏鉾

古代ギリシャの叙事詩『イーリアス』に取材した16世紀ベルギー製のゴブラン織(重文)の見送などが見どころ。

白楽天山

中国唐代の詩人・白楽天が、道林禅師に仏法の大意を問うシーンを表す。

四条傘鉾

古い山鉾の形を残す「傘鉾」。傘の垂りは七色の雲を背景に、鳥が飛ぶ姿を表している。

孟宗山

「筍山(たけのこやま)」とも呼ばれる。冬の故事に由来するため諸所に雪を被った姿が特徴。

月鉾

全山鉾の中で最も大きく重たい鉾。月読尊を祀り、細密華麗な装飾品の数々で知られる。

山伏山

御神体の山伏は傾いた八坂の塔を法力で直したという人物がモデル。

占出山

別名は「鮎釣山」。御神体が安産の神・神功皇后であることから安産祈願に訪れる人が多い。

霰天神山

大火の被害を避けたことから火除け・雷除けのご利益があるといわれる山。

放下鉾

鉾頭は日・月・星の三光が下界を照らす形を示す。和菓子の州浜に似ているため、すはま鉾とも。

岩戸山

山ではあるが鉾と同じように車がついた「曳山」。屋根の上に松を立てているのが山の名残。

船鉾

前祭巡行のしんがりを務める船型の鉾。安産のご利益があるとされ、巡行後には安産の御守が授与される。

7月24日 : 後祭

橋弁慶山

五条大橋で争う牛若丸と弁慶が飾られている。臨場感溢れる人形の配置が見どころ。

北観音山

通称「上り観音」。破風の彫刻や欄縁、柱の金具細工の精巧さが華麗な山。

鯉山

竜門の滝を登る鯉は竜になる『登竜門』の故事に由来。御神体の木製の鯉は左甚五郎作といわれる。

八幡山

石清水八幡宮の八幡神が祀られている山。鳥居上には八幡神のシンボル・2羽の鳩が飾られ、夫婦和合の利益があるとされる。

黒主山

六歌仙の1人・大伴黒主が桜を眺める姿を表す。桜の造花は家に悪事を入れないお守りになる。

南観音山

通称「下り観音」。宵山の夜更けに巡行の無事を祈って“あばれ観音"の行事が行われる。

役行者山

三体の人形を御神体とする。人形の数が多いため山のサイズも最大。

浄妙山

平家物語の宇治川の合戦で、一来法師が筒井浄妙の頭上を越して先陣をとった瞬間を表している。

鈴鹿山

盗賊が転じたという鬼を退治した鈴鹿明神の伝説に由来。「盗難除け」の絵馬が授与される。

鷹山

在原行平の鷹狩の様子を表す山。江戸後期より休み山となっていたが、2022年より巡行へ本格復帰。

大船鉾

後祭の殿(しんがり)を務める。神功皇后が戦に勝って帰還する場面を表し、出産や勝負事のご利益があるとされる。