
祗園祭 -山鉾の名宝-
前々回の、「針いす」
ご紹介させていただいた、
idolaさん のブログにて、ご確認のお知らせをいただきました。
とても嬉しいです!ありがとうございます。
それでは、
あらためまして、
今回の 祗園祭-山鉾の名宝-。
http://www.kyotodeasobo.com/art/exhibitions/gionnmatsuri-yamahoko/
今年7月にリニューアルオープンした京都文化博物館。
こちらの総合展示室にある「京のまつり」コーナーでは祗園祭の関連資料が今後継続して展示されるそうです。
今年の祗園祭、私も うろうろ していたのですが、
宵山の出店にて 私も「大きなお友達」として子供たちに紛れて こちらの 宝物 をつかんでいました。
キラキラ を前にすると、いや もう そんなの関係ないですよね。
でも、
今回のキラキラは、これではないのです。
きっとあなたの好奇心をくすぐる、京都な素材 なのです。
キラキラ な 糸
今回は金銀糸製造卸販売 創業明治三十年 株式会社 寺島保太良商店様
http://www7.ocn.ne.jp/~terayasu/
の ソフト紛い(まがい)金糸 を使用させていただきました。
金銀糸の一つである金糸は、本来はより純度の高い本金箔を撚りあわせる「本金糸」ですが、
こちらは本金箔を使用するではなく、純銀を着色したイミテーション製品であるため「紛い」なのです。
金ではありませんが、その分値段がお手頃です。
一本一本はしっかりとした手触りなのですよ。
太さが「掛」(かけ)という単位で表され、数字が大きくなるほど糸が太くなります。
こちらが 「12掛」のソフト紛い金糸になります。
お店では、このような形に糸をまとめるための、このような木製の糸巻きを使われるのですが、
糸を巻いている時の 独特の音の響き が楽しいのです。
色つきのものもこの巻き方で。これ、たまりませんね。こちらはどちらも「一掛」です。
単色であったり、グラデーションであったりと、色のバリエーションは 豊富に取りそろえられています。
祗園祭における、南観音山の装飾にも金銀糸が使われたそうですよ。
また、
京都のみならず、他県での祭事の装飾などにも使用されているとのこと。
名前が見えるものではないが、糸が用いられている実感
その感覚が、店主の方にとって喜ばしいことであるとお話されていました。
糸の用い方に関しては、昔ながらの手法はあるけれど、基本的に自由な発想で用いてもらってよいとのことでした。
どうしましょう。
祗園祭 -山鉾の名宝- × キラキラ な糸 = わりぼん
和なリボン、
わりぼん。
リボンの縁取りにソフト紛い金糸を用いて、ちょっとボーイッシュなリボンにしてみました。
なぜ リボン かと言いますと、
名前はあえて挙げませんが、例の日本生まれの猫型キャラクター達にもついていますように、
和風な「かわいい」アイコンとして取り入れたくなったからですよ。
新たに教わった京都な素材を、取り入れてみたいという 気概 に注目していただきたいのです。
どやー
大げさに言ってみました☆
手加減してください。
しかしながら、
こういった風に、
一工夫入れるスキマ があると、なんでこんなにテンションが上がるんだろう? と思います。
みなさんも わくわく しませんか?
というところで!
ではでは、また。
今回のテーマについて
《玉取獅子の図 アラビア文字額絨毯 胴掛(部分)》(長刀鉾)17世紀初期:前期展示
祇園祭ー山鉾の名宝ー
http://www.kyotodeasobo.com/art/exhibitions/gionnmatsuri-yamahoko/
開催場所 京都文化博物館
開催期間 2011/07/09 ~ 2011/10/02
休館日 月曜日(祝日の場合は開室・翌日休室 )