
KATAGAMI Style -もうひとつのジャポニスム
…おひさしぶりです!
しばらくのあいだ、お休みをいただいていましたが、更新します。
今後ともよろしくお願いします。
あらためまして…
今回は、KATAGAMI Style -もうひとつのジャポニスム
現在、京都国立近代美術館にて開催中です。
万国博覧会などを通じて欧米に伝えられた日本の美術・工芸品は、当時の人々に受け入れられて流行すると同時に、
海外の芸術家たちにも影響を与えてきたそうです。
それは、「ジャポニスム」として、絵画の分野においては「印象派」の芸術家たちと日本の「浮世絵」の関連にも見
受けられるそう。
そんな「ジャポニスム」のなかでも、着物などの文様染め(型染)に使われる、日本古来の伝統工芸「型紙」に今
回の展示会では着目されています。
「型紙」とはいっても、洋服を作るための「型紙」ではなく、着物の生地などを染めるための「型紙」であり、
三重県鈴鹿市で主に生産されているため「伊勢型紙」とも称されているそうです。
ちょっと話が飛びますが、似顔絵を描く時はその人の顔の特徴的なパーツを強調して描くと似てくるという話を聞いたことがあって、
「ジャポニスム」も、日本の「特徴的」な部分が強調されて描かれることによって、風味が利くのかなと思ったことがあります。
そういった視点を持って、自分の身の回りの文化や習慣を見る癖をつけてみようかな!
というわけで、今回は「原点回帰」をテーマに、初心にかえろうと思います。
ハギレ布
今回、目にとまった材料は、アンティークの小物や雑貨、着物、ハギレなどを取りそろえる「きくや」さんのハギレです。
店内にはさらに多くの種類のハギレがありましたが、
吟味した末にこれにしました。
古い着物の襟に当たる部分を開いたハギレもあり、なかなか本格的です。
店内はコンパクトですが、置いている品物や、ハギレの柄は様々です。
「こだわり」をもってセレクトしたい方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
マチ針グラス
今回は「原点回帰」をテーマに…
久しぶりに作るぞっ ということで、
気持ちにエンジンをかけるつもりで作ってみました、
マチ針グラス。
中に指している「マチ針」は、idola http://www.idola-kyoto.com/ さんの物です。
いつ見ても うっとり する ビーズです。
本体は、布地がかなり薄いので、色のついた綿を中に詰めてみました。
ピンク色の綿を入れてみましたが、あえて派手な色を入れてみることによって、また味わいが変わりそうです。
初心にかえるならまたビーズ刺繍と思ったのですが、
ビーズ刺繍の前に、何かを作ることそのものが よっ!久しぶりっ だったので、
こうなりました。
…また、いろいろと、(本人が一番おもしろがる)おもしろいものを作っていきますね。